いつもの散歩道から横道に逸れてブラブラしていると、今まで目にしたことのない葉先をした肉厚葉がフェンスからはみ出していました。(下写真)
錦魚葉椿 撮影:2023年5月24日 東京都下自宅近辺
スマホで撮影してから花名アプリを起動すると科名:Theaceae、属名:Camellia、学名:Camellia japonica cv.Kingyoba-tsubaki と表示されました。
学名を日本語にすると、「日本の椿・ 錦魚葉椿」(キンギョバツバキ)となりますが・・・僕にとっては初めて目にする椿の葉でした。
錦魚葉椿 撮影:2023年5月24日 東京都下自宅近辺
花図鑑によると、日本、台湾、朝鮮半島を原産地とする藪椿系の突然変異の園芸種らしく、葉先が分裂して金魚の尾鰭のように見えることから「キンギョバツバキ」(錦魚葉椿)と名付けられた・・・とありました。
錦魚葉椿 撮影:2023年5月24日 東京都下自宅近辺
「錦魚葉椿」には筒咲きと平開咲きの桃紅色~濃赤色の花があるようですが・・・通販会社のWEBには、一重の侘助系の花として紹介されていました。(下写真)
錦魚葉椿 園芸店のWEBより拝借
来年の1月~2月が開花期らしいので、特徴のある葉先と花冠を同一画面内に取り込んで撮りたいと、今から楽しみにしています。
錦魚葉-椿 撮影:2023年5月24日 東京都下自宅近辺
とは言っても未だ何ヶ月も先のことなので、国会図書館の蔵書に閲覧可能な「諸色花形帖」(1789年刊行)や「草木奇品家雅見」(1827年刊行)の複写本が在るのであれば、是非とも閲覧してみたいと思っています。
錦魚葉-椿の植物分類名
科:Theaceae
蓮:Theeae
属:Camellia ツバキ属
種:C.Camellia
学名:Camellia japonica L.
Camellia japonica cv.Kingyoba-tsubaki
英名:Camellia japonica Kingyobatsubaki




