一昨日は我家の駐車場のセメント張りの隙間で咲いている「寒白菊」(ノスポールについて書きましたが、本日も同じ駐車場のセメント張りの隙間に根付いた「マツバギク」(松葉菊)の話です。(下写真)
駐車場の松葉菊 撮影:2023年5月13日
「駐車場」と書きましたが、実は先月に自家用車を息子の家族に無償譲渡してしまったので、今や役割を失った「元駐車場」となっています。
花辨を窄めた松葉菊 撮影:2023年5月13日 夜6時
上写真は、一昨日の夕方に撮った駐車場の「松葉菊」です。
朝の陽光を受けて開花し、夕方以降になると花弁を窄めてしまうのですが、その姿がなんとも可憐です。
10日前の松葉菊 撮影:2023年5月4日
昨年までの我家の「松葉菊」は、あまりにも繁殖し過ぎるために、郵便函の前➡和室の前➡玄関階段の脇へと移植する都度に根引きしつつ、徐々に木製の鉢箱に植え直してきたのですが・・・
その折に駐車場のセメントの継ぎ目に零れ落ちた小さな芽が根付いたらしく、いつのまにか上写真のように陣地を確保していました。
鉢植えした松葉菊 撮影:2023年5月4日(10日前)
地植えから根引して移植した木製の鉢箱は、元駐車場と燐家の境界線になっている垣根に沿って並べて置きました。(上下写真)
鉢植えした松葉菊 撮影:2023年5月13日(10日後)
「松葉菊」は、地植えでも鉢植えでも、適当に水分と日当たりさえあれば、その強靱な繁茂力で逞しく生きていける植物ですね。
植物図鑑によると、「松葉菊」には非耐寒性の「ランプランサス属」と耐寒性の「デロスペルマ属」の2種類があるようですが、我家の「松葉菊」は、その開花時期からして非耐寒性の「ランプランサス属」(Lampranthus)と思われます。
耐寒性の「デロスペルマ属」は未だ見たことが無いのですが、若し手に入るようであれば、先ずは鉢植えでトライしてみたいと思っていまいす。
松葉菊の植物分類名
科:Aizoaceae ハマミズナ科
亜科:Ruschioideae
連: Ruschieae
属:Lampranthus マツバギク属
種: L. spectabilis
学名:Lampranthus spectabilis.
和名:マツバギク 松葉菊
英名: Fig Marigold
原産地:南アフリカ周辺




