我家の玄関前の隅に置いてある鉢植えの「多肉植物」の紅葉(?)が始まりました。(下写真)
我家の多肉植物・朧月 撮影:2022年11月8日
我家の「多肉植物」の園芸名が何なのか確かめたことはないのですが、今では自分勝手に「朧月」だろうと決め込んでいます。
「朧月」の読みも、「おぼろづき」と「ろうげつ」があるように思いますが、僕は「おぼろづき」と呼んでいます。
我家の多肉植物・朧月 撮影:2022年11月8日
「朧月」と言えば、平安時代の物語「源氏物語」に登場する「朧月夜の君」とか、懐かしき童謡の「朧月夜」が思い浮かびますが・・
霧によって霞んで見える「朧月」の現象は、2月~4月の春の夜に観られることが多いように思いますが、秋の夜でも観ることが出来ますね。
我家の多肉植物・朧月 撮影:2022年
今年の4月の我家の「朧月」の写真を見返すと、小さな星形の白花が楚々と咲いている姿が写っていました。(下写真)
色鮮やかに紅葉する「朧月」も良いですが、温和しげで控えめな花を咲かせる「朧月」の花も捨てがたいと思います。
我家の多肉植物・朧月 撮影:2022年4月
日本では「朧月」ですが、英語圏では「Ghost plant」と呼ばれているそうです。
此の植物の葉の表面をじっくりと観ると、灰緑色をした白っぽい粉で覆われているのが分かります。その葉のぼんやりとした色感から、日本では「朧月」と名付けられたのでしょうね?
そのように思うと、「Ghost plant」と命名した英語圏の人々の気持ちも分かるような気がします。
我家の多肉植物・朧月 撮影:2022年11月8日
些か増えすぎた我家の「朧月」の肉厚葉を間引いて、タイ国在住時代に海岸で拾った貝殻に手差ししました。(上写真)
小さな貝殻への移植なので、「朧月」が好む直射日光の当たる風通しの良い場所に、いつでも自由に移動することができます。
今までの経験からすると、東京都下の気温程度であれば、たとえ霜にあたっても問題なく育ってくれました。
僕のような初心者にピッタリの多肉植物です。
多肉・朧月の植物分類名
科:Crassulaceae ベンケイソウ科
属:Graptopetalum グラプトペタルム属 |
学名:Graptopetalum paraguayense
(N. E. Br.) E. Walther.
和名:オボロヅキ 朧月
別名:グラプトペタルム
英名:Ghost plant
原産地:メキシコ