自宅近くのお宅の鉢植えに、花径5cm前後の「インパチェンス」によく似た花が元気に咲いています。(下写真)

 

毎年5月頃から11月上旬頃まで咲き続けている花ですが、耄碌した頭の所為で、正式な花名が直ぐには思い浮かびません。

 

サンパチェンス 撮影:東京都下 2022年11月2日

 

老妻曰く、日本の園芸会社が「インパチェンス」の仲間との交配によって作り出した「サンパチェンス」だと思う・・・

 

植物分類も、「インパチェンス」がツリフネソウ科・インパチェンスだから、「サンパチェンス」も同科同属だと思う・・・とのたまいました。

 

サンパチェンス 撮影:東京都下 2022年11月2日

 

更に老妻曰く、「サンパチェンス」は、二酸化炭素、二酸化窒素、ホルムアルデヒド等を吸収する能力に長けている環境浄化植物らしい・・・と"どや顔"で言いました。

 

サンパチェンス 撮影:東京都下 2022年11月2日

 

その昔に空気の悪い北京に駐在していた時、会社の中国人女性から部屋の空気を清潔にするキジカクシ科サンセベリア属の「チトセラン」(千歳欄)を頂戴したことを思いだしました。


「千歳欄」も「サンパチェンス」と同じ環境浄化植物だったらしい事を、恥ずかしながら今になって再認識しています。

 

サンパチェンス 撮影:東京都下 2022年11月2日

 

「サンパチェンス」の種小名である「Sun Patience」から想像すると、陽射しに強い夏植物のイメージがありますが・・・

 

実際には、春から11月に掛けて咲き続け、襲来する強風や強雨に遭って茎が倒れて落花したとしても、直ぐに立ち直る強靱な根張りと回復力を持つ環境浄化植物のようですね。

 

今からは、陽光の時間も短くなり、気温もどんどんと下がる時期に入りますが、頑張って咲き続けて欲しいと思います。

 

参考:サンパチェンスの植物分類名

科:Balsaminaceae ツリフネソウ科

属:ツリフネソウ属

学名: Impatiens hybrida Sun Patience

開花時期:5月~11月

花径:4~5cm