数日前の近所の公園内を散策している時に、「ルドベキア・ヒルタ」(アラゲハンゴソウ)の仲間だろうと思われる二種類の花が咲いているのを見掛けました。

 

Rudbeckia hirta "toto gold"?  撮影:2022年9月

 

最初に見掛けたのは、花茎の高さ約30cm、花顔が小さくて黄色と濃茶色の対比が際立つ「ルドベキア・ヒルタ」でした。

 

「Rudbeckia hirta "toto gold"」に似ているような気もするのですが・・・如何でしょうか?(上写真)

 

本日は、「toto gold」ではなく、下掲写真(4枚)の「Rudbeckia hirta "moreno"」らしき花に焦点を当てることにします。

 

Rudbeckia hirta "moreno"?  撮影:2022年9月

 

「Rudbeckia hirta "moreno"」らしき花は、「Rudbeckia hirta "toto gold"」よりも一回り大きくて、赤濃茶色と橙色の花柄模様が印象に残る花でした。(上下写真)

 

とは言っても、此の花が「Rudbeckia hirta」の仲間である事は分かりつつも、その種類名が "moreno"」であるかどうかについては・・・残念ながら全く自信がありません。

 

Rudbeckia hirta "moreno"?  撮影:2022年9月

 

「ルドベキア ヒラタ」の種類名を知りたくて花名アプリを起動したのですが・・・

 

北米に30種ばかり分布している黄色や赤茶の模様が際立つ耐寒性一年草の「ルドベキア・ヒルタ」(Rudbeckia  hirta)の仲間である事までは分かったものの・・・それ以上の正確な情報を追跡するまでの熱意が続きませんでした。

 

Rudbeckia hirta "moreno"?  撮影:2022年9月

 

日本国内には、駆除対象の特定外来生物に指定されている多年草の「オオハンゴソウ」(Rudbeckia laciniata)が存在しているのは知っていますが・・・

 

僕の面前で咲いている「ルドベキア・ヒルタ」(Rudbeckia hirta)は、耐寒性の一年草だからでしょうか? 駆除対象リストには含まれていませんでした。

 

Rudbeckia hirta "moreno"?  撮影:2022年9月

 

とは言っても、放置すると野生化して在来種の生態系を脅かす可能性もあることから、公園の植栽を管理している方々は、生息域の管理に注意を払っておられるようでした。

 

Rudbeckia hirta "moreno"?  撮影:2022年9月

 

去年の拙ブログで、日露戦争の日本海海戦でバルチック艦隊を破った東郷平八郎(元帥大将)の名前を冠した「Rudbeckia fulgitaka」(東郷菊)と「Rudbeckia toriloba」について投稿したことを思い出しました。
 
ご参考として、「Rudbeckia fulgitaka」(東郷菊)の拙ブログを下欄に貼付して置きます。

参考:アラゲハンゴソウの植物分類名

科:Asteraceae キク科

亜科:Asteroideae キク亜科

属:Rudbeckia ルドベキア属

種:Hirta 

学名:Rudbeckia hirta L.1753

和名:アラゲハンゴソウ

別名:ルドベキア・ヒルタ

英名:Black-eyed Susan

原産地:北米​​​​​​