昨日の拙ブログに掲載した「西洋梅花空木」(セイヨウバイカウツギ)が本当に正しい花名かどうか・・・正直に言ってあまり自信が無いまま投稿してしまったのですが・・・

 

本日の掲載花も、昨日の掲載花の「西洋梅花空木」と同じ場所に咲いていたものです。(下写真)

 

花名アプリを起動すると、花名=「箱根空木」(ハコネウツギ)、正答確率80%と表示されました。

 

「箱根空木」  撮影:数日前

 

花筒と花冠にかけて漏斗状になった花は、花びら上半部で鐘状に広がって五裂。

 

花顔よりも大きな楕円の葉の先端は尖り、葉縁には細かい鋸歯がありました。(上下写真)

 

「箱根空木」  撮影:数日前

 

「箱根空木」(ハコネウツギ)の特徴は、咲き始め花色は白色なのですが、次第に薄桃色に染まり、やがて紅色へと花色が移ろうことだそうです。

 

僕の面前の「箱根空木」には、咲き始めの白花と最終的な紅花が咲いているだけで、成長途上の薄桃色の花は見受けられませんでした。

 

「箱根空木」 (WEBより拝借)

 

念のために、上掲のWEB写真の「箱根空木」(ハコネウツギ)と僕の撮った写真を比較したところ・・・

 

僕の眼には、両方とも同じ花のように見えたので、「箱根空木」で正解だろうと思うのですが・・・如何でしょうか?

 

「箱根空木」 (WEBより拝借)

 

「箱根空木」の花名の由来から、箱根近辺に分布しているのかなと想像したのですが、実際には箱根辺りでは自生していないらしく・・・

 

箱根に多く自生している下掲写真の「ニシウツギ」(二色空木)と勘違いして付けられたのでは? との説がありました。

 

「二色空木」 (WEBより拝借)

 

「箱根空木」の“空木”の由来は、幹の内部にドーナツ状の空洞があるからだそうですが・・・

 

だからと言って、正真正銘の「空木」(ウツギ)とは全く違った植物だそうです。

白色➡薄ピンク➡紅色と移ろう花が一つの枝に同時に花開く様子を楽しみにして待ちたいと思います。

 

参考:箱根ウツギの植物分類

科:Caprifoliaceae スイカズラ科 

属:Weigela タニウツギ属

種:W.coraeensis ウコンウツギ

学名:Weigela coraeensisThunb.

英名:Hakone-utsugi

茎長:2m~5m