誰が如何して決めたのかは不明ですが、“世界三大紅葉樹”と呼ばれている花木があるようです。
その三種類は、「ニッサボク」(旱蓮木)、「スズランノキ」(鈴蘭の木)、「ニシキギ」(錦木)ですが・・・
僕が実際に観たのは、低木の「ニシキギ」(錦木)だけで、残念ながら「ニッサボク」も「スズランノキ」もまだ見たことがありません。
「ニッサボク」(WEBより拝借)
樹高20m以上にもなる落葉高木「ニッサボク」(旱蓮木)の原産地は、中国中南部らしいのですが、東京の小石川植物園で植栽されているようですので、機会があれば訪れてみたいと思っています。
「スズランノキ」(WEBより拝借)
「スズランノキ」(鈴蘭の木)は、北米の東南部を原産地とするツツジ科ゼノビア属の樹高20mの高木のようですが・・・日本国内では、これまた理由は不明ですが、樹高3m前後の低木が多いようです。
日本国内の市場では、「スズランノキ」の呼称で流通しているようですが、その理由がよく分かりません。
「ニシキギ」(WEBより拝借)
「ニシキギ」(錦木)の和名の由来は、葉色が紅葉すると錦織物のように美しいことから名付けられたそうですが・・・
枝に付いている薄い板状の褐色の翼のような形状が“弓矢の末端の弓弦 を受ける部分”に似ていることから、「ヤハズニシキギ」(矢筈錦木)の別名もあるようです。
僕が生まれて初めて「ニシキギ」(錦木)を見た時のことを書いたブログ記事(2021年2月)がありますので下欄に貼付して置きました。
この記事を読み返してみると、和名が「ニシキギ」(錦木)であることを全く知らなかった僕は、「剃刀に似た冬芽をつけた木の名前は?」で検索して・・・漸く「ニシキギ」に辿り着いたことが分かるのですが・・・
更に検索を進めると、日本の東北地方の方言で「カミソリの木」と呼ばれていることを知って嬉しくなってしまいました。






