今朝の2時半、東京から辻堂の自宅に帰着。そのまま午前10時まで寝込んでしまいました。重労働したわけではなく、ただ運転しただけなのに・・・寄る年波を感じます。

 

昨日の東京出発前に、「366日のくさぐさ」の9月16日の誕生果に記載(注)されていた「ザクロ」(石榴)について投稿するつもりで、タイ国在住中に撮った写真を準備していたのですが・・・そのまま放置していました。

 

注:「366日のくさぐさ」の9月16日の誕生花

和名:ザクロ、石榴、柘榴、若榴

英名:Pomegranate

学名:Punica granatu

花言葉:優美、成熟美、円熟美、子孫の守護

 

落葉小高木のザクロの花木の高さは約6m。楕円形の滑らかな対生葉が陽光を浴びて輝いていました。

 

僕がタイ国で観ていたザクロの赤朱色の花弁は、薄くて皺の多い八重咲きだったのですが・・・一般的には、六弁の花を咲かせることが遥かに多いと聞いていいます。

 

ザクロの花托が発達するにつれて幼果から塾果へと成長して行きます。(上下写真)

 

成長したザクロの果実の外皮は見るからに硬そうです。

 

果物屋台の店先に並ぶザクロの果実です。タイの屋台で売られているザクロは、タイ産のタプティム・タイ(ทับทิมไท)と中国産のタプティム・ジーン(ทับทิมจีน)、インド産のタップティムインディアの三種が知られています。

 

上写真の向かって左側がタップティムインディア、右側がタップティム・ジーンだと思いますが・・・僕の好みはタップティム・インディア、二番目がタプティム・タイでした。

 

上掲写真は、バンコクの庶民食堂であるクーポン食堂のデザートとして売られているココナッツ・ミルク入りの人気氷菓子「タプティムクロープ」(ทับทิมกรอบ)です。

 

とは言っても、庶民食堂の氷菓子ですので、本物のザクロは使われていません。

 

ザクロに似せたクワイの実をタピオカの粉でまぶして茹でただけの「ザクロ擬きの氷菓子」なのですが・・・歯ごたえの好いクワイと冷たいココナッツ・ミルクが絡んでとても美味しいです。

 

コロナ収束後のタイで食べる「タプティム・クロープ」(ทับทิมกรอบ)が今から楽しみです。

 

注:英名=Water chestnuts in coconut milk

注:タプティム(ทับทิม)=ざくろ(石榴)

注:クロープ(กรอบ)=シャキシャキ感



参考:ザクロ(石榴)の植物分類名
科名:Ldythraceae ミソハギ科
属名:Punica ザクロ属
種:P. granatum ザクロ
学名:Punica granatum L.(1753)
英名:Pomegranate
和名:ザクロ (石榴)