2019年8月5日(月)

  自宅近くにクレマチスの花が随分前から咲いていたのですが・・・正直に言って、正体の分かり辛い花だったので今一つ撮りたい気分が高まらず、いやいやながら撮ったのは、下記の写真一枚だけとなってしまいました。

 

 

  上写真の花名を見た知人は、『英名はクレマチス、和名は仙人草』だと断定するのですが・・・僕の頭には、『千人草は白花』との思い込みがあって・・・その時は半信半疑の状態でした。

 

  クレマチスの原種は約3000種あるらしく、日本各地にも20種余りのクレマチスが自生していると聴きます。更に、園芸界には2000種以上の交配品種があると言うのですから、門外漢の僕にとっては訳の分からない苦手な花の部類になってしまいます。

 

  とは言いつつも、反省しつつ、今後の戒めとすることもありました。

『クレマチスの花弁は退化して存在せず、花弁が変化した萼弁があるだけ』という事を、初めて知りました。若し知っていたならば、萼片がなくて萼弁が存在する裏側の姿も観察することができた筈です。

 

  クレマチスを勉強することによって、キンポウゲ科の植物がクレマチスの外にもあることを知りました。

クリスマスローズ、アネモネ、オダマキ、トリカブト、イチリンソウ、シュウメイギク等々です。 今後の出逢いを楽しみにしたいと思います。


参考:植物生態分類(NPGⅢ)
科名:キンポウゲ科 Ranunculaceae
亜科:キンポウゲ亜科 Ranunculoideae
   
属名:センニンソウ属 Clematis