6月17日(月)に鎌倉の宝戒寺、妙本寺、本覚寺を巡った折に、旗揚弁財天社の蓮池畔の木陰で、手弁当の昼食をとりながら休憩。 とても暑い日でしたが、蓮の大葉を通り抜ける微風にホット一息です。 (下写真)

 

旗揚弁財天社の池

 

  旗揚弁財天社の蓮池には、人間慣れした大鯉、小鴨、亀などの群れが住み着いていて、池畔で写生をしている老人や近隣の老人に餌をねだっています。 すると、高木の枝上でチョロチョロしていた一匹のリスが、水彩画の絵の具を溶く水入れにチョコチョコと寄って来て飲もうとします。(下写真)

 

 

  水入れの水を飲めないと分かると、水彩画を描いている老人の膝上に飛び移り、餌をねだるかのような仕草を繰り返します。人間を全く恐れていません。(下写真)

 

 

  無暗に餌をあげてはならないルールでもあるのでしょうか、何も応じようとしない人間に業を煮やしたのか、老人の掌を舐める仕草をして餌をねだる動作を繰り返します。(下写真)

 

 

  大鯉と亀は群れをなしてかなり強引に餌を強請るのですが、リスはと言えば、僅か一匹だけが人間にボディタッチをしてねだるだけで、他のリスは高木の上枝に居坐ったままで、地上に降りてこようとしません。

 

  直ぐ近くに餌を強請る多数の鳩も群れているのですが、僅か一匹のリスの大胆な振る舞いにお株を奪われて、周りをウロウロと焦って動き回っているだけです。 そんな愛らしいリスの動作に、サンデー毎日の老人の笑い声が起こっていました。

 

  今日も湘南界隈は、梅雨の合間の晴れになりそうです。