本日(5日)、自宅近くのモール内にある映画館で『空母いぶき』を観賞しました。 約1年前にタイ国のバンコクから日本に本帰国してから初の映画鑑賞でしたが、約2時間の上映をたっぷり楽しみました。 

 

  映画の余韻にひたりながらモールから家路を戻っていると、駐車場の脇の手入れの行き届いていない草叢に、やけに白さが目立つ草丈50cm前後の『シロタエギク』(白妙菊)が揺れていました。(下写真)

 

 


    シロタエギク(白妙菊)の英名は、Dusty Millerだそうです。直約すると『白埃にまみれた粉屋』となりますが、まさに白っぽい草姿に打って付けの名前だと思います。

 

 

  白茎に互生する白羽状の切れ込みの深い葉っぱには繊毛がびっしりと密生し、遠目にはシルバーリーフのように見えます。(上写真)

 

  白茎の先端頭部には、花径2cm以下の小さな黄色花の蕾が20前後寄せ合っています。 栽培方法を斜め読みすると、白妙菊を長持ちさせるには、 黄色い花が咲く梅雨明けの頃に、黄色い蕾を切り取ってしまうのが最良の手入れなのだそうです。(下写真)

 

  

  しかし、草叢のシロタエギク(白妙菊)の蕾を、花開く前に剪定する管理者なんている訳がありません。

となれば、梅雨開けの開花時期の直前に、僕の手で白妙菊の蕾を剪定してあげるしかありません。

小さな楽しみが出来ました・

 

参考:植物分類体系(APG植物分類体系)  

科名:キク科 Asteraceae
属名:キオン属 Senecios
種名:シロタエギク S.cineraria    
学名:Senecio cineraria DC.
英名:Dusty miller
和名:シロタエギク(白妙菊)
原産:北西アフリカ、南ヨーロッパ