辻堂界隈の路傍の草むらの彼方此方に紫花が咲いています。 去年の今頃、この場所には雑草しか生えていなかったように思うのですが・・・こぼれ種が此の場所に飛散して芽吹いたのでしょうか。(下写真)
そう言えば、辻堂の我が家のベランダの鉢にも、植え付けた覚えのないちっぽけな紫花が一つだけ芽吹いていました。 あれもお隣さんから迷い込んで来たこぼれ種の蔓日日草なのでしょうか?
携帯電話のカメラ
東京都下の旧留守宅(転売済)の庭にも、たくさんの蔓日日草が咲いていましたが、全て白色の斑入りの葉柄だったことを思うと、蔓日日草には二種類の品種があるようです。 辻堂の園芸店を覗いてみると、斑入りの方が市場価値が高いのでしょうか・・・高い価格の値付けになっていました。
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辻堂界隈に咲いていた蔓日日草の花容は、一見すると直径5cm前後の五弁の花のように見えますが、実際には筒状の先端が五分裂して開くタイプの花弁でした。葉柄としては斑入りではありませんが、五月の陽光に照らされた葉には光沢美があります。(上写真)
ベランダの吊鉢で植栽して垂らせば、心地よい観賞用植物になるかもしれませんね。
参考
科名:キョウチクトウ科
属名:ツルニチニチソウ属 Vinca major
学名:Vinca major
和名:ツルニチニチソウ(蔓日々草)
原産地:地中海沿岸
属性:常緑蔓性植物

