鎌倉の極楽寺の境内で、『八重一重咲き分け櫻』と呼ばれている珍しい櫻の木を観ました。 ひょっとすると、珍しがっているのは29年ぶりに本帰国した浦島太郎の僕だけかもしれませんが・・・

 

八重一重咲分け櫻

 

  なんとかして、一枚の写真内に、一重櫻と八重櫻を入れ込んで撮影したかったのですが、中々思うようにいきません。(上掲写真)
  

 

  かなり分かり難いのですが、上掲写真の左端の白花が一重桜で、右端の薄桃が八重櫻です。お分かりいただけるでしょうか?

 

八重櫻と同じ一枝に咲く一重桜

 

  仕方ないので、同じ櫻木の一枝に咲いていた一重の白色櫻と八重の薄桃色の櫻花を別々にクローズアップしました。(上掲写真と下掲写真)

 

一重櫻と同じ一枝に咲く八重桜

  

  説明板によると、此の『八重一重咲分け櫻』は、鎌倉幕府執権の北条時宗お手植えの古株より発生して今も続いている数少ない品種の櫻木であって、特別変異の櫻木ではないようです。