4月下旬から五月上旬頃に掛けて、鎌倉の英勝寺と白旗神社の白藤(シロフジ)を観に行くつもりだったのですが、二日前に訪れた鎌倉・極楽寺で、白花よりも緑葉の方が目立つ七分咲きの白藤に木偶合しました。

 

 

  聞き及ぶところ、『藤の花』の花弁の色には、薄紅藤、紫藤、白藤、そして黄藤の四品種があるようです。しかし、自分の目で見たのは、『紫藤』(ムラサキフジ)だけでしたので、鎌倉の英勝寺と白幡神社の『白藤』(シロフジ)を楽しみにしていたのですが・・・・まさか、未だ七分咲きの白藤ではありましたが、極楽寺で見ることになるとは! 

 

 

  極楽寺におられた観光客のご婦人によると、藤の花には、藤の弦が左巻きの『野藤』と、右巻きの『山藤』の二種類があるとのこと。 ところが、『極楽寺の藤の花は、“野藤ですか?“、“山藤ですか?”』と訊ねると、『七分咲きで枝垂れが足りないから分からない』と仰います。 

 

  『白藤』が見頃となる時期が10連休と重なって混雑するのが気になりますが、是非とも鎌倉の英勝寺と白幡神社を訪れて、“野藤”と“山藤”の確認をしてみたいと思っています。