พระพุทธรุบปางปรินิพพานในถ้ำเขาหลวงที่จ.เพชรบุรี

早いもので、バンコクでコンドーを購入してから、今年で26年目の新年を迎えました。言い換えれば、日本の正月を26年間も御無沙汰している内に、僕もタイ男性の平均寿命(71歳)を2歳上回る年齢に達してしまったということになります。

まだ日本人男性の平均寿命(81歳)には時間がありますが、健康年齢を維持している今だからこそ、日本へ本帰国するための前準備に入るべきではないかとの思いに至った新年でもありました。

その前準備の一つは、終の棲家となる東京都下の留守宅の改装工事です。屋根を含む外装工事は既に終了しているのですが、今年から大幅な内装工事を行うための事前検討に入りたいと思っています。

もう一つの目標は、日本に本帰国する前に、タイの寺院に横臥されている釈迦牟尼の涅槃仏像(9形態)を、自分の足(車)で観て廻ることです。今までも思いつくままに涅槃仏を追いかけていたのですが、今年からは計画に則って全国行脚することにします。

僕がタイを引き上げて日本へ本帰国する時期は、この二つの目的を達成するであろう三年後を目途にしていますが、旅の過程で何が起こるか予測もつきません。兎にも角にも、元旦から目標に向かってスタートしました。後は全力で邁進するしかありません。


本日御紹介するのは、2016年の新年に訪れたタイ西部ぺブリ県のワット・カオ・ルアン วัดขาวหลวง の鍾乳洞奥に横臥まします涅槃仏です。



ワット・カオ・ルアン วัดขาวหลวง の境内から100段余りの石段を降りて鍾乳洞窟ืに入ると仏間が広がっていました。(上掲写真)



鍾乳洞窟の天井に開いた穴から差し込む微光を受けて瞑想鎮座する2仏(上掲写真)は、涅槃に入られる釈迦牟尼を護持する阿羅漢像(アラハン อรหันต์)でしょうか?


暗闇の中で横臥ましましていた涅槃仏

陽光が全く届かない洞窟の奥に横臥まします涅槃仏(上掲写真)の形態は、世界の夜叉を統治する阿修羅の副王に慈悲心を与える釈迦牟尼の姿を表現したプラプッタ・パーン・プローツ・アスリンタ・ラーフー(พระพุทธปางโปรดอสุรินทราหู)、つまり、曜日別に定めた釈迦牟尼の姿態(พระพุทธรูปปางประจำวัน)の火曜日の横臥仏 (พระประจำวันอังคาร)に似ているのですが・・・・???



干支の酉年(ปีระกา)として定められている横臥仏は、釈迦牟尼が居眠り中の姿(プラプッタパーンソンプラスビン พระพุทธปางทรงพระสุบิน)ですが、火曜日の涅槃仏とは右手の構えが大きく違いますので該当しません。

ひょっとすると、両眼を軽く閉じた此の涅槃仏の形態は、パーンソンパックポカティ ปางทรงพักผ่อนปรกติ なのでしょうか・・・・不勉強なので自身ないのですが・・・・今後の課題にしたいと思います。



涅槃仏の優しさに満ちた微笑み

暗い洞窟内の釈迦牟尼仏の微笑みは、無宗教の僕の心までも優しく包み込んでくれるかのような、そんな優しさに満ち満ちています。

最近、一日に数分だけですが、心のリズムを一つにする一人瞑想を心掛けているのですが・・・このような微笑みを浮かべて瞑想できるようになりたいな・・・と思い憧れるようなひと時を頂戴しました。 合掌