サッカーのワールド大会が近付きましたね。
ずっと前の時代の話らしいのですが、タイを代表するサッカー男子チームは、日本代表チームよりも遥かに強かった(?)とのたまうタイ老人が少なからずいます。

老爺が若い頃に熱中したスポーツは、唯一ラグビーだけで、プロ野球やサッカ(当時は蹴球と呼んでいました)には全く興味がなかったので、タイの男子チームが日本代表チームよりも各上だったのかどうか知らないのですが・・・この話は本当なのでしょうか?

バンコクのタイ人や外国人は、サッカーの世界大会の中継放送をスポーツ飲酒店で楽しむ人が多いようです。しかし、クーデターによる夜間外出禁止令が今もなお続いていることから、軍政を敷く国家平和秩序評議会に対して、大会中だけでも外出禁止令を解除するようにと懇請しているようですが、軍政本部曰く、『バンコクに関してはあり得ない! 』とつれない返事の様です。



タイ語オンライン・ネット紙に、サッカー世界大会で盛り上がるタイのアユタヤーで、一足早く、世界選抜の象チームとタイの人間チームが試合を行ったと云う記事と写真が掲載されていました。

วังช้างอยุธยาจัดโปรโมตฟุตบอลโลก
วังช้างอยุธยาจัดโปรโมตฟุตบอลโลกด้วยการนำช้างมาเตะฟุตบอลกับนักเรียน โดยมีการเพ้นท์สีธงชาติของประเทศที่เข้าร่วมฟุตบอลโลกลงบนตัวช้างเพื่อสร้างสีสัน งานจัดขึ้นที่สนามโรงเรียนอยุธยาวิทยาลัย ผลการแข่งขัน เสมอ 3-3 ประตู //



Post-Today  ภาพ เสกสรร โรจนเมธากุล

先ずは試合開始前に、開催国ブラジルを代表する象さん選手が、会場に詰めかけた生徒諸君に向かって、宣誓に代わる意気軒昂なる咆哮を二本足立ちで御披露、世界大会のムードを大いに盛り上げました。


Post-Today  ภาพ เสกสรร โรจนเมธากุล

象さんチームの選手は、国旗をあしらった図柄を大きな横っ腹に纏っています。先ずは、ブラジルを代表する象さんのキックによって試合開始です。


Post-Today  ภาพ เสกสรร โรจนเมธากุล

世界各国からの選手によって混成されている象さんチームとタイ人の混成チ-ムの体力差は、弁慶と牛若丸の比どころではなく、まるで怪獣と人間の戦い? いずれにしても、歴然たる差であります。


Post-Today  ภาพ เสกสรร โรจนเมธากุล

象さんチームのプレーに警告を発した主審に、怒り心頭に発した象さん選手が満身の力を込めてボールを蹴り上げました。老爺も、以前に象さんのサッカー試合を実際に見たことがありますが、象さんの足が放つシュートは、人間の肉体に青あざを残すほどの凄まじい威力があります。人間の選手は勿論ですが、主審だって命懸けの体力勝負です。


Post-Today  ภาพ เสกสรร โรจนเมธากุล

しかし、身体が如何に大きくても、大男総身に知恵がまわりかねと言う慣用句もあります。小さくて変わり身の早い人間チームは、小技を使って接近戦を潜り抜けて大健闘です。


Post-Today  ภาพ เสกสรร โรจนเมธากุล

アユタヤ大学の運動場で行われた象さんチームと人間チームの試合の残り時間も少なくなりました。接戦で疲れ果てた両チ-ムにペナルティーキックが多発。疲れ果てた重量級の象さんチームは、地面にへたり込んで自陣のゴールキーパーを必死で援助します。

やがて、主審の笛の音でノーサイドとなり試合終了です。
アユタヤー・カレッジのグランドで行われた試合結果は、3-3の引き分けとなりました。

今年のサッカー世界大会に、タイの男子は出場資格なしですが、タイの女子チ-ムはアジア代表チームとして出場が決定しているようです。頑張って欲しいですね。