一週間に一度、タイ文字で書かれたタイと日本文化の書籍の読書会に出席しているのですが、タイ人先生の都合で休講となってしまいました。

思いがけない休講だったので、何処かに遊びに行く心の準備もなく、何をするでもなく自宅でブラブラしていると、コーヒー・タイムの頃合になってしまいました。

リクエの練習がてら軽いブランチでも作ってみよう
ついでに、景品でゲットした新包丁の試し切りもしてみよう

思い立ったが吉日、先ずは、あり合わせの野菜を揃えてから、Arzberg の Paring Knife の試し切りに取り掛かりました。

ピーマンのスライス切り、オクラの斜め切り、胡瓜の輪切りと縦切り、紫玉葱のスライス、ミニトマトの半切り、ハムを二つ折りにしてスライス切り・・・チシャ風の緑野菜は流石に手で千切りましたが・・・切れ味スムースで快調そのもの! まさに Good job! です。


タイに魅せられてロングステイ
Arzberg の Paring Knife で試し切りのために作った野菜サラダ

Paring Knife は、中国語で『 削皮刀 』、日本語だと『 果物ナイフ 』 ですが、 Arzberg の
Paring Knife の切れ味を以てすれば、小型サイズの野菜でも難なくスパスパと切れます。

小さいナイフながらも、一体加工された刀身部分と柄の部分の重さのバランスが実に良く取れていてとても使い易いナイフです。この程度の野菜切りであれば、三徳包丁(文化包丁、万能包丁)の出番は全くありませんね。


次に、ルクエの練習がてら、軽いブランチとして一人分の蒸しケーキを作ってみることにします。Arzberg の Paring Knife を使って、リンゴの銀杏切り、乾燥ミニトマトと乾燥ブルーベリーのスライス切りをしてみました。

中国製の Arzberg ではありますが、これまた抜群の切れ味です。今後の長期的な使い込みの中で、ドイツ人の技術魂がどの程度まで中国人に技術移転されているのか楽しみです。
 
ルクエの内側にバターを塗ってから生地を流し込み、Arzberg の Paring Knife で下拵えしたリンゴ、ミニトマト、ブルーベリーをランダムに配置してみました。一人分の量を意識して、生地の量は少なめにしたのですが、経験がないので此のあたりの目安がよく分かりません。(下写真)


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電子レンジに投入前のルクエに入れた蒸しフルーツケーキの素材 

電子レンジを350W-2分にセットして投入。蒸しフルーツケーキが出来上がりました。電子レンジから取り出して見ると・・・アララ・・・期待していた程の膨らみがありません。投入前の量と比較しても余り違いが無いように見えます。(下写真)

投入した生地の量が足りなかったのか?それとも、膨らし粉の量が足りなかったのか? それとも両方の按配が悪かったのか? いづれにしても失敗です。(下写真)


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明らかに膨らみの足りない蒸しフルーツ・ケーキ 

リクエから取り皿に移して見ると・・・ケーキの場所によって膨らみの厚さが違うのが一目瞭然です。生地の量と膨らし粉の量の検討も必要ですが、素材のリンゴのサイズが大き過ぎて、生地の広がりを妨げているようにも思われます。(下写真)

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整形に失敗した蒸しフルーツ・ケーキ 

そんなわけで、失敗作の蒸しフルーツ・ケーキと相成りましたが、味に関してはまずまずの出来だったので、次回の挑戦に繋がる失敗だったと思うことにしましょう。
失敗は成功の母です!

 
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此の日のブランチは、冒頭写真の野菜サラダと失敗作の蒸しフルーツ・ケーキです。 

残り物の緑胡瓜があったので、Arzberg の Paring Knife でスライスして互い違いに切って組み合わせて見ました。連れ合いがお吸い物に入れていた柚子の形を真似して見たのですが、チョット太めに切り過ぎたようです。

ブランチの手前に置いてあるのが、本日初下ろしをした Arzberg の Paring Knife です。
ディナーの自炊であれば Arzberg の三徳包丁の出番となりますが、一人用のブランチであれば、Paring Knife で事足りそうですね。