台所の大理石板の上で常温保存していた2本のバナナの外皮が少し黒ずみ始めました。
いつもならば、手っ取り早い方法として、バナナの外皮を剥いでから竹串を刺して冷凍庫にぶち込み、何の手も掛けずに 『 バナナ・アイス 』 を作るところですが・・・この日は特に予定も無いので時間はたっぷりとあります。
冷蔵庫を除くと、ニュージーランド産の小振りのリンゴがあります。乾物庫にはブルーベリー、生姜、大豆、レーズン、ミニトマト、小麦粉、膨らし粉等があります。
こうなれば、最近は温野菜料理などの冶具として重宝している電気炊飯器を使って、初めての経験ですが、『 リンゴとバナナの蒸しケーキ 』 に遊び心でトライしてみることにしました。

投入する材料の下拵え完了
先ずは材料の下拵えです。
包丁でリンゴを銀杏切り、バナナ1本を輪切り、別の1本を半分に切断してから、それぞれを縦方向に四等分にスライスします。そして、乾燥ミニトマト10粒、レーズンを20粒程度用意するだけですから、下拵えと言うには何となく気恥ずかしい感じですね。(上写真)
ここまで終えて、連れ合いに教わったことを思い出しました。
『 酸化防止のために、リンゴは塩水に浸すこと 』
『 バナナはレモン汁を振りかけておくこと 』
塩は在り処を知っていたのですが、レモンがどうしても見付かりません。仕方ないので、サラダのドレッシングに使用しているタイ産マナオ(ライム)で対応しました。これって、レモンと同じ効果があるのかどうか? ここまで来れば大丈夫と思うしかありませんね。

次は生地作りです。
小麦粉100g、膨らし粉小匙1(今はベーキング・パウダーと呼ぶようですが)、卵1個、牛乳50cc を混ぜ合わせて置きます。(上写真)
小麦粉や牛乳の量を尤もらしく数値で書きましたが、遊び半分の俄か素人 hiro-1 の遣る事ですから、実際には、エイヤーの目分量でしかありません。多分、真面目な趣味で厨房に入る男性諸氏から見れば、僕の好い加減さは許容し難い振る舞いでしょうね。

電子レンジで溶かしたバター30gを電気炊飯器の内側と底に塗ってから、スライスしたバナナを放射状に並べ、その上に輪切りしたバナナと乾燥レーズンと乾燥ミニトマトを適当にばら撒きます。(上写真)

材料を並べた上に、予め作って置いた生地を流し込み、その上にバナナ、リンゴ、乾燥レーズン、乾燥ミニトマトを並べて三段階の層を積み上げました。(上写真)
電気炊飯器をスイチ・オンして、あとは炊飯器のマイコン能力に期待して待つだけです。タイの電圧は 220V だからでしょうか、炊飯を終えるのも12分程度ですので、早くても10分は必要だろうと高をくくっていたのですが、何と!6分程度でスイッチ・オフしてしまいました。
幾らなんでも早すぎるだろうと思って、炊飯器の余熱効果に期待してそのまま放置。 その間、湧き上がるのに10分を要するエスプレッソ・コーヒに手を付けたのが間違いの元だったようです。

エスプレッソ・コーヒーを沸かし終えてから、やおら炊飯器の蓋を開け、濡れ布巾で内釜を取り出してから平皿を被せて、エイヤッ! とばかりに引っ繰り返すと・・・
アララ、蒸しケーキの表面に綺麗な放射模様を描いて薄皮を被っている筈のバナナが焦げて剥げてしまい、見るも無残な姿を露呈しているではありませんか。まさに、トホホの大失敗です。(上写真)

泣きの涙で蒸しケーキをカットしてみると、輪切りにしたバナナはトロリと溶けているし、リンゴも適当な軟らかさになっています。残念ながら、スライスしたバナナ8本の内6本の薄皮が焦げ付いて剥げてしまっていました。
その原因が、炊飯器の内釜の壁と底に塗ったバターの量が少なかったからなのか? 或いは、炊飯器のスイッチ・オフ後に余熱を10分も与えてしまったからなのか? それとも、両方が起因しているのか? 今となっては分かりようもありませんが、再トライする気になった時は、この二点に留意する必要があるようです。
失敗したのに、こんな事を言えば、負け惜しみと思われること必定ですが、スポンジ台を作る生地には全く砂糖を使わず、バナナとリンゴ等の甘味だけで勝負したのですが、中々シットリと美味しく出来上がっていたと思います。<
これだけの量を独りで食べるのは大変です。上手に出来ていれば御福分けできるのでしょうが・・・この状態では憚られます。
明日の朝・昼・お八つも、自己責任を全うして、蒸しケーキになりそう・・・トホホです。/font>
いつもならば、手っ取り早い方法として、バナナの外皮を剥いでから竹串を刺して冷凍庫にぶち込み、何の手も掛けずに 『 バナナ・アイス 』 を作るところですが・・・この日は特に予定も無いので時間はたっぷりとあります。
冷蔵庫を除くと、ニュージーランド産の小振りのリンゴがあります。乾物庫にはブルーベリー、生姜、大豆、レーズン、ミニトマト、小麦粉、膨らし粉等があります。
こうなれば、最近は温野菜料理などの冶具として重宝している電気炊飯器を使って、初めての経験ですが、『 リンゴとバナナの蒸しケーキ 』 に遊び心でトライしてみることにしました。

投入する材料の下拵え完了
先ずは材料の下拵えです。
包丁でリンゴを銀杏切り、バナナ1本を輪切り、別の1本を半分に切断してから、それぞれを縦方向に四等分にスライスします。そして、乾燥ミニトマト10粒、レーズンを20粒程度用意するだけですから、下拵えと言うには何となく気恥ずかしい感じですね。(上写真)
ここまで終えて、連れ合いに教わったことを思い出しました。
『 酸化防止のために、リンゴは塩水に浸すこと 』
『 バナナはレモン汁を振りかけておくこと 』
塩は在り処を知っていたのですが、レモンがどうしても見付かりません。仕方ないので、サラダのドレッシングに使用しているタイ産マナオ(ライム)で対応しました。これって、レモンと同じ効果があるのかどうか? ここまで来れば大丈夫と思うしかありませんね。

次は生地作りです。
小麦粉100g、膨らし粉小匙1(今はベーキング・パウダーと呼ぶようですが)、卵1個、牛乳50cc を混ぜ合わせて置きます。(上写真)
小麦粉や牛乳の量を尤もらしく数値で書きましたが、遊び半分の俄か素人 hiro-1 の遣る事ですから、実際には、エイヤーの目分量でしかありません。多分、真面目な趣味で厨房に入る男性諸氏から見れば、僕の好い加減さは許容し難い振る舞いでしょうね。

電子レンジで溶かしたバター30gを電気炊飯器の内側と底に塗ってから、スライスしたバナナを放射状に並べ、その上に輪切りしたバナナと乾燥レーズンと乾燥ミニトマトを適当にばら撒きます。(上写真)

材料を並べた上に、予め作って置いた生地を流し込み、その上にバナナ、リンゴ、乾燥レーズン、乾燥ミニトマトを並べて三段階の層を積み上げました。(上写真)
電気炊飯器をスイチ・オンして、あとは炊飯器のマイコン能力に期待して待つだけです。タイの電圧は 220V だからでしょうか、炊飯を終えるのも12分程度ですので、早くても10分は必要だろうと高をくくっていたのですが、何と!6分程度でスイッチ・オフしてしまいました。
幾らなんでも早すぎるだろうと思って、炊飯器の余熱効果に期待してそのまま放置。 その間、湧き上がるのに10分を要するエスプレッソ・コーヒに手を付けたのが間違いの元だったようです。

エスプレッソ・コーヒーを沸かし終えてから、やおら炊飯器の蓋を開け、濡れ布巾で内釜を取り出してから平皿を被せて、エイヤッ! とばかりに引っ繰り返すと・・・
アララ、蒸しケーキの表面に綺麗な放射模様を描いて薄皮を被っている筈のバナナが焦げて剥げてしまい、見るも無残な姿を露呈しているではありませんか。まさに、トホホの大失敗です。(上写真)

泣きの涙で蒸しケーキをカットしてみると、輪切りにしたバナナはトロリと溶けているし、リンゴも適当な軟らかさになっています。残念ながら、スライスしたバナナ8本の内6本の薄皮が焦げ付いて剥げてしまっていました。
その原因が、炊飯器の内釜の壁と底に塗ったバターの量が少なかったからなのか? 或いは、炊飯器のスイッチ・オフ後に余熱を10分も与えてしまったからなのか? それとも、両方が起因しているのか? 今となっては分かりようもありませんが、再トライする気になった時は、この二点に留意する必要があるようです。
失敗したのに、こんな事を言えば、負け惜しみと思われること必定ですが、スポンジ台を作る生地には全く砂糖を使わず、バナナとリンゴ等の甘味だけで勝負したのですが、中々シットリと美味しく出来上がっていたと思います。<
これだけの量を独りで食べるのは大変です。上手に出来ていれば御福分けできるのでしょうが・・・この状態では憚られます。
明日の朝・昼・お八つも、自己責任を全うして、蒸しケーキになりそう・・・トホホです。/font>