3月8日の早朝に突然高熱を発してから、3月11日までの4日間は、
無鉄砲だとは思ったのですが、病院にも行かずに自宅療養をしていました。
実は、白内障の手術を受けた折に貰っていた解熱剤が、
手付かずのまま手元に相当量残っていたこともあり、
これで容易に治療できると考えたのです。
それと、この齢になって連日の如く“ 37.9度 ” の体温に襲われると、
自宅から病院に出向く気力すら失せてしまうものです。
ところが、連日のように解熱剤を飲み続けても、それ程の効果はなく、
高熱で朦朧とする日々が続くばかりです。
3月12日の早朝、再び37.9度の高熱に襲われました。
フラフラになりながら体重計に乗ると、なんと5日間で4kgの減量です。
解熱剤で身体中の水分が吸い取られて干乾びてしまったかのようです。
いずれにしても、体力の消耗が一段と進んでいるのが分かります。
これ以上の生兵法は大怪我の基と考えて、12日の午後一番に、
バンコクの民間総合病院の診療を受けるべく、覚悟して出かけました。
正直に言いますと、新型インフルエンザの疑いで、このまま隔離病棟に
入れられてしまうのでは・・・との強い不安も抱いていました。
若し不幸にしてそのようになったとしても、
高熱を発して以来、外出は完全に控えているし、
マンションの住人や職員との接触も完璧に避けています。
更に、病院へ向かうのも自分の運転で向かっていますので、
社会的な迷惑は、最低限に抑えられそうだという安心感はあります。
高熱の状態が続いているので、用心に用心を重ねて運転をしつつ
50分程度で総合病院の駐車場に滑り込むことが出来ました。
さて、どのような診断結果が下されるのか?
正直に言って、ドキドキものでした。
