8月29日(土)の拙ブログで、バンコクで食べた さつま揚げと見間違うような “  焼きニラ饅頭 ” とナコンパトムで食べた正調な “ 焼きニラ饅頭 ” (カノム・クイ・チャーイ)の紹介をしました。

タイに魅せられてロングステイ
ナコンパトムの “ 正調・焼きニラ饅頭 ” (カノム・クイ・チャーイ)

本日採りあげる“ 蒸かしニラ饅頭 ” ( 下写真 ) の原材料は、上写真の“ 鉄板の上で炒めたニラ饅頭 ”(上写真)と殆ど同じだと思うのですが、“ 蒸かし調理 ” を行うためのチョットした器具を必要とします。

タイに魅せられてロングステイ
“ 蒸かしニラ饅頭 ” ( カーオ・グリアップ・パーク・モー ขัาวเกรียบปากหม้อ )

蒸かしニラ饅頭 ” ( カーオ・グリアップ・パーク・モー ข้าวเกรียบปากหม้อ ) の作り方と、調理器具を下写真内の挿入番号に従って説明することにしましょう。

下写真 は “ ニラのアン ” 、下写真 は “ 水に溶いたうるち米の粉 ” 、下写真 は “ 水を沸騰させた大鍋 ”、下写真 は “ 沸騰した大鍋の口に張られた布 ”、下写真 は “ 蒸かし鍋 ” になります。

タイに魅せられてロングステイ

作り方は、 の “ うるち米の粉 ”を の布上に薄くのばして貼り付け、その上に “ ニラのアン ” を乗せてから素早く四角形に畳み込み、 の “ 逆漏斗形の蒸かし器 ” の中に投入します。

の “ 蒸かし器 ” の中で蒸しあがったニラ饅頭をバットに取り出し、順次、白色のプラスチック箱に入れて販売します。

タイに魅せられてロングステイ タイに魅せられてロングステイ

このように見てくると、“ 蒸かしニラ饅頭 ” ( カーオ・グリアップ・パーク・モー  ข้าวเกรียบปากหม้อ ) の工程数の方が、“ 焼きニラ饅頭 ” ( カノム・クイ・チャーイ ) の工程数よりも明らかに多く、設備投資も嵩む筈なのですが・・・・・・両者の販売価格は、1パック当たり20~25バーツ程度(約60円~70円)と余り大差がないのが不思議です。

両者の食感は当然のことながら大きく異なります。焼きニラ饅頭はカリカリ感があって歯応えがあり、蒸しニラ饅頭はスルリと咽喉に入ってしまいますが、ニンニクとニラの香りは両者に共通する味覚だと思います。味の良し悪しは、当然のことながら人それぞれですね。

僕の個人的好みは焼きニラ饅頭ですが、皆さんはどちらのタイプがお好きですか?