先週末にブラリと出かけたプラプラデーン郡の “ 水辺の蜂蜜の村 ” (バーン・ナーム・プン บางน้ำผึ้น)の民家の生垣で “ 紫色の有明蔓 ” ( ムラサキ・アリアケ・カズラ ) の花を見つけました。(下写真)
同じ場所に “ 黄色の有明蔓 ” ( バーン・ブリー・ルウアン บานบุรีเหลือง )が咲いていたのは前々から知っていたのですが、まさか、“ 紫色の有明蔓 ” ( バーン・ブリー・ムウアン บานบุรีม่วง ) も同じ場所に咲いていたとは! 年に数回訪れている場所なのに、黄色と違って、随分と地味な紫色なので見落としていたのでしょうか・・・? 何れにしても全く気が付きませんでした。

初めて見た本物の紫色の有明葛(アリアケ・カズラ)
低木で半蔓性の細い茎は奔放に伸びで繁茂。葉は明るい常緑で軟毛が生えていて輪生。花は直径7~8センチほどの赤紫色の漏斗形です。
和名: 紫有明葛・・・ムラサキ・アリアケカズラ
タイ語: バーン・ブリー・ムウアン บานบุรีม่วง・・・町を紫に染めて咲く花
英名: Purple allamanda・・・紫アラマンダ
科名: キョウチクトウ
属名: アリアケカズラ
属名: Allamanda violacea
原産: ブラジル

一つの花の命は3日程度ですが、繁茂した蔓に付く沢山の蕾が次から次へ咲きほころびます。
“ 紫色の有明蔓 ” は、花の写真集でお目に掛かるだけで、今まで一度も実際に自生している姿にお目にかかったことがなかったのですが、“ 黄色の有明蔓 ”( バーン・ブリー・ルウアン บานบุรีเหลือง ) は、タイの彼方此方で容易に見かけることが出来ます。

タイ全土で見かける黄色の有明蔓
花言葉: 恋に落ちる前、隠された美、永遠の幸せ、あなたに愛を(ハワイ)。
英語名 ( イエロー・アラマンダ ) とタイ語名 ( バーン・ブリー・ルウアン 町を黄色に染めて咲く花 ) は、黄色を花の名前に付記しているのですが、日本語名では、“ 有明蔓 ” を黄色の有明蔓としています。
(注) タイ語名の日本語訳 “ 町を黄色に染めて咲く花 ” は僕の強引な迷翻訳ですので悪しからず。
和名: 有明蔓(アリアケカズラ)
タイ語: バーン・ブリー・ルウアン บานบุรีเหลือง (ルウアン เหลือง=黄色)
英名: Yellow allamanda
学名: Allamanda cathartica
科名: キョウチクトウ
属名: アリアケカズラ
原産: ブラジル
性状: 常緑半蔓性低木

花命は3日程度ですが、沢山の蕾が次から次へ咲くために、いつも黄色で輝いています。
( 黄色は紫色よりも長持ちするのだとか )
自生する “ 紫色の有明蔓 ” ( バーン・ブリー・ムウアン บานบุรีม่วง )を撮影していると、傍の木蔭で腰を下ろしていた老人が不思議そうな顔をして見つめていました。
僕 『 この紫の有明蔓の花は、この場所に前から咲いていましたか? 』
老人 『 時々だけど、咲いているのを見たことがあるよ 』
僕 『 黄色の有明蔓は、いつ来ても咲いていますね 』
老人 『 黄色は丈夫な花なので、いつも元気に咲いているね 』
老人の話によると、有明蔓には黄色、白色、紫色、桃色の花があるが、いつも咲くのは黄色だけで、他の色は時々しか咲かないのだそうです。この場所に何回も来たことのある僕が、紫色の有明蔓を一度も目にすることが無かった理由が漸く分かりました。

時々しか咲かない紫色の有明蔓 ( 黄色よりは育ち難い? )
老人と僕の会話に耳を傾けていた中年男性(老人の息子?)が、黄色の有明蔓が生垣に使用されるようになった経緯を語ってくれました。
彼曰く、数十年前の景気が良かった頃に新築ブームが到来、民家の塀の生垣に黄色の有明蔓を植えるのが大流行したのだそうです。“ 鮮明な黄色が太陽に輝き、新築の家が絢爛に輝いて見える ” のが受け入れられたのだとか。
僕 『 育て易いのですか? 』
彼 『 黄色の有明蔓は簡単だよ 』
僕 『 でも素人には難しいのでは? 』
彼 『 大丈夫! 蔓性の植物だからドンドン繁茂するよ 』
僕の住むコンドミニアムには、東と南にベランダがあるのですが、長さ7mある南のベランダは、季節によって斜めから入り込む強い西日で室温が急上昇して困惑しています。その対策として、植物のグリーン・カーテン・・・例えば、糸瓜のような葉っぱの大きい蔓性の野菜・・・などを考えているのですが、太陽光線に強い黄色の有明蔓も有力候補の一つかも知れません。
そんな事を考えていると、老人が数メートル先の生垣まで僕を引き連れて行ってくれました。其処にも黄色い花が生い茂っていました・・・
次回に続きます。
同じ場所に “ 黄色の有明蔓 ” ( バーン・ブリー・ルウアン บานบุรีเหลือง )が咲いていたのは前々から知っていたのですが、まさか、“ 紫色の有明蔓 ” ( バーン・ブリー・ムウアン บานบุรีม่วง ) も同じ場所に咲いていたとは! 年に数回訪れている場所なのに、黄色と違って、随分と地味な紫色なので見落としていたのでしょうか・・・? 何れにしても全く気が付きませんでした。

初めて見た本物の紫色の有明葛(アリアケ・カズラ)
低木で半蔓性の細い茎は奔放に伸びで繁茂。葉は明るい常緑で軟毛が生えていて輪生。花は直径7~8センチほどの赤紫色の漏斗形です。
和名: 紫有明葛・・・ムラサキ・アリアケカズラ
タイ語: バーン・ブリー・ムウアン บานบุรีม่วง・・・町を紫に染めて咲く花
英名: Purple allamanda・・・紫アラマンダ
科名: キョウチクトウ
属名: アリアケカズラ
属名: Allamanda violacea
原産: ブラジル

一つの花の命は3日程度ですが、繁茂した蔓に付く沢山の蕾が次から次へ咲きほころびます。
“ 紫色の有明蔓 ” は、花の写真集でお目に掛かるだけで、今まで一度も実際に自生している姿にお目にかかったことがなかったのですが、“ 黄色の有明蔓 ”( バーン・ブリー・ルウアン บานบุรีเหลือง ) は、タイの彼方此方で容易に見かけることが出来ます。

タイ全土で見かける黄色の有明蔓
花言葉: 恋に落ちる前、隠された美、永遠の幸せ、あなたに愛を(ハワイ)。
英語名 ( イエロー・アラマンダ ) とタイ語名 ( バーン・ブリー・ルウアン 町を黄色に染めて咲く花 ) は、黄色を花の名前に付記しているのですが、日本語名では、“ 有明蔓 ” を黄色の有明蔓としています。
(注) タイ語名の日本語訳 “ 町を黄色に染めて咲く花 ” は僕の強引な迷翻訳ですので悪しからず。
和名: 有明蔓(アリアケカズラ)
タイ語: バーン・ブリー・ルウアン บานบุรีเหลือง (ルウアン เหลือง=黄色)
英名: Yellow allamanda
学名: Allamanda cathartica
科名: キョウチクトウ
属名: アリアケカズラ
原産: ブラジル
性状: 常緑半蔓性低木

花命は3日程度ですが、沢山の蕾が次から次へ咲くために、いつも黄色で輝いています。
( 黄色は紫色よりも長持ちするのだとか )
自生する “ 紫色の有明蔓 ” ( バーン・ブリー・ムウアン บานบุรีม่วง )を撮影していると、傍の木蔭で腰を下ろしていた老人が不思議そうな顔をして見つめていました。
僕 『 この紫の有明蔓の花は、この場所に前から咲いていましたか? 』
老人 『 時々だけど、咲いているのを見たことがあるよ 』
僕 『 黄色の有明蔓は、いつ来ても咲いていますね 』
老人 『 黄色は丈夫な花なので、いつも元気に咲いているね 』
老人の話によると、有明蔓には黄色、白色、紫色、桃色の花があるが、いつも咲くのは黄色だけで、他の色は時々しか咲かないのだそうです。この場所に何回も来たことのある僕が、紫色の有明蔓を一度も目にすることが無かった理由が漸く分かりました。

時々しか咲かない紫色の有明蔓 ( 黄色よりは育ち難い? )
老人と僕の会話に耳を傾けていた中年男性(老人の息子?)が、黄色の有明蔓が生垣に使用されるようになった経緯を語ってくれました。
彼曰く、数十年前の景気が良かった頃に新築ブームが到来、民家の塀の生垣に黄色の有明蔓を植えるのが大流行したのだそうです。“ 鮮明な黄色が太陽に輝き、新築の家が絢爛に輝いて見える ” のが受け入れられたのだとか。
僕 『 育て易いのですか? 』
彼 『 黄色の有明蔓は簡単だよ 』
僕 『 でも素人には難しいのでは? 』
彼 『 大丈夫! 蔓性の植物だからドンドン繁茂するよ 』
僕の住むコンドミニアムには、東と南にベランダがあるのですが、長さ7mある南のベランダは、季節によって斜めから入り込む強い西日で室温が急上昇して困惑しています。その対策として、植物のグリーン・カーテン・・・例えば、糸瓜のような葉っぱの大きい蔓性の野菜・・・などを考えているのですが、太陽光線に強い黄色の有明蔓も有力候補の一つかも知れません。
そんな事を考えていると、老人が数メートル先の生垣まで僕を引き連れて行ってくれました。其処にも黄色い花が生い茂っていました・・・
次回に続きます。