バンコクの西部地区に位置するサムット・ソンクラーム県のラーマ二世記念公園(下記写真)を訪ねた時のことは、僕の下記BLOGで既にUPしましたが、実は、その時に、名前が分からずに掲載できなかった花がありました。
①ラーマ二世の生誕地で見た別荘
http://ameblo.jp/hiro-1/entry-10109021668.html
②ラーマ二世の生誕地で見た別荘
http://ameblo.jp/hiro-1/entry-10109547494.html
ラーマ二世公園の添景
http://ameblo.jp/hiro-1/entry-10109899417.html

ラーマ二世記念公園内に復元されたラーマ二世王の別荘
その花は、ラーマ二世記念公園内の小道の傍らに一輪だけ咲いていた花なのですが・・・初めて見かけた花で名前も分かりません。早速、近くにいたタイ人に訊ねたのですが、何方も “ サー、何というのかしら? ” 、“ 初めて見る花ね・・・ ” などと困惑顔をされるばかりで、とどのつまり、何も分からない侭になっていたのです。
昨日、マンションの庭師と雑談をしていた時、その花のことをふと思い出して聞いて見たところ、“ グラダンガー・ジーン、グラダーンガー・タイ、それとも、グラダーンガー・ソンクラーの何れかだろう ” というのです。そして、そぞれの違いを次のように説明してくれました。
“ グラダンガー・ジーンは、花弁が厚くて大きい ” (ジーンは中国の意味)
“ グラダンガー・タイは、高木で15mくらいの高さがある ” (タイはタイ国の意味)
“ グラダンガー・ソンクラーは、低木で5m前後 ” (ソンクラーはタイの南部の県名)
“ 写真を見れば花の名前が分かる ” というので、善は急げとばかり、自分の部屋から件の写真(下写真)を持参して確認してもらうと、“ 此れは、グラダンガー・ソンクラーに間違いありません ” と即座に答えてくれたのです。

タイ語名:グラダンガー・ソンクラー กระดังงาสงขลา
彼の説明で、“ 高木のグラダンガー・タイ ” は蔓性の植物であること、そして香りの良い植物であることから、持ち家の庭に植えることが多いらしいことは分かったのですが、“ 低木のグラダンガー・ソンクラー ” については、さすがの彼も分からないようでした。
彼から “ グラダンガー・ソンクラー ” のタイ語の綴り “ กระดังงาสงขลา ” を教わり、タイ日辞典とタイタイ辞典を引いてみました。
“ グラダンガー・ソンクラー ” は、 グラダンガー・タイよりも小ぶりの木ですが、同じバンレイシ科カナンガ属の植物でした。英語名は、 Dwarf-Ylang-Ylang (ドゥオーフ・イラン・イラン)。
Dwarfの意味は “ 小人、小さい ”、イラン・イランの由来は、“ 花の中の花 ” を表すフィリピンのタガログ語(アイランイラン)、或いは、インドネシア語のようです。
花弁の色は、最初は緑色ですが、徐々に黄色に変化して開花を迎えるのだとか。しかし、花が盛の頃は余り匂わず、散り際になると “ 高級茶のような上品な香り ” がするのだそうです。この上品な香りが故に、有名な香水のシャネルNO.5の原料として使用されているのだとか。
英語名の “ ドゥオーフ・イラン・イラン ” の 『 小さいけれども、花の中の花 』 の呼び名は、香りの良さを殊更に賞賛する意味合いから付けられた名前のようですね。
最後になりましたが、日本名は、“ チャボ・イラン・イラン ” とありました。日本語のチャボは小型の鶏ですが・・・チャボに “ 小さい ”、“ 小人 ” のような意味が含まれているのかどうか? 調べてみましたが・・・分かりませんでした。
①ラーマ二世の生誕地で見た別荘
http://ameblo.jp/hiro-1/entry-10109021668.html
②ラーマ二世の生誕地で見た別荘
http://ameblo.jp/hiro-1/entry-10109547494.html
ラーマ二世公園の添景
http://ameblo.jp/hiro-1/entry-10109899417.html

ラーマ二世記念公園内に復元されたラーマ二世王の別荘
その花は、ラーマ二世記念公園内の小道の傍らに一輪だけ咲いていた花なのですが・・・初めて見かけた花で名前も分かりません。早速、近くにいたタイ人に訊ねたのですが、何方も “ サー、何というのかしら? ” 、“ 初めて見る花ね・・・ ” などと困惑顔をされるばかりで、とどのつまり、何も分からない侭になっていたのです。
昨日、マンションの庭師と雑談をしていた時、その花のことをふと思い出して聞いて見たところ、“ グラダンガー・ジーン、グラダーンガー・タイ、それとも、グラダーンガー・ソンクラーの何れかだろう ” というのです。そして、そぞれの違いを次のように説明してくれました。
“ グラダンガー・ジーンは、花弁が厚くて大きい ” (ジーンは中国の意味)
“ グラダンガー・タイは、高木で15mくらいの高さがある ” (タイはタイ国の意味)
“ グラダンガー・ソンクラーは、低木で5m前後 ” (ソンクラーはタイの南部の県名)
“ 写真を見れば花の名前が分かる ” というので、善は急げとばかり、自分の部屋から件の写真(下写真)を持参して確認してもらうと、“ 此れは、グラダンガー・ソンクラーに間違いありません ” と即座に答えてくれたのです。

タイ語名:グラダンガー・ソンクラー กระดังงาสงขลา
彼の説明で、“ 高木のグラダンガー・タイ ” は蔓性の植物であること、そして香りの良い植物であることから、持ち家の庭に植えることが多いらしいことは分かったのですが、“ 低木のグラダンガー・ソンクラー ” については、さすがの彼も分からないようでした。
彼から “ グラダンガー・ソンクラー ” のタイ語の綴り “ กระดังงาสงขลา ” を教わり、タイ日辞典とタイタイ辞典を引いてみました。
“ グラダンガー・ソンクラー ” は、 グラダンガー・タイよりも小ぶりの木ですが、同じバンレイシ科カナンガ属の植物でした。英語名は、 Dwarf-Ylang-Ylang (ドゥオーフ・イラン・イラン)。
Dwarfの意味は “ 小人、小さい ”、イラン・イランの由来は、“ 花の中の花 ” を表すフィリピンのタガログ語(アイランイラン)、或いは、インドネシア語のようです。
花弁の色は、最初は緑色ですが、徐々に黄色に変化して開花を迎えるのだとか。しかし、花が盛の頃は余り匂わず、散り際になると “ 高級茶のような上品な香り ” がするのだそうです。この上品な香りが故に、有名な香水のシャネルNO.5の原料として使用されているのだとか。
英語名の “ ドゥオーフ・イラン・イラン ” の 『 小さいけれども、花の中の花 』 の呼び名は、香りの良さを殊更に賞賛する意味合いから付けられた名前のようですね。
最後になりましたが、日本名は、“ チャボ・イラン・イラン ” とありました。日本語のチャボは小型の鶏ですが・・・チャボに “ 小さい ”、“ 小人 ” のような意味が含まれているのかどうか? 調べてみましたが・・・分かりませんでした。