BLOGの次期テーマが見つからず・・・どうしたものかと困っています。特にアイディアも浮かばない侭に、前回は、偶々目に入ったタイの鬘(かつら)を売る屋台について書きましたが、本日は・・・チョット手抜き気味ですが・・・イタリア旅行で見かけたフィレンツィの屋台製品タイの屋台製品の写真比較でお茶を濁すことにしました。

先ずは、タイイタリア屋台街の光景です。
通路の幅、店構えの規模、品揃え、展示の仕方などは、タイイタリアも同じような感じですが、タイの男性客は、熱帯気候だからなのでしょうか、全員がポロシャツの裾をズボンの外に出しています(下写真)。



タイ・バンコクの屋台街(泥棒市場)

そして、タイの屋台街は、二輪自動車の乗り入れOKの場所が多いのですが(上写真)、イタリアは歩行者ONLYでした。更に、タイの屋台はパラソル式の傘を屋根代わりに用いますが(上写真)、イタリア屋台は作りつけの屋根なので、タイ屋台よりは整然とした感じがしないでもありません(下写真)。

タイ・バンコクの西洋人が好んで集まる屋台街(パッポン通り)の通路幅がもっと広がれば、イタリア屋台街のイメージに近くなるかも知れません。


イタリア・フィレンツィエの屋台街

美術品などの飾り物を売る屋台の品揃えとなると、イタリア屋台は、ルネッサンス芸術の文化的流れを汲んだ彫刻、絵画、或いは、中世の物語を題材にした置物などが多く目に付きます(下写真)。チョット意外ですが、敬虔なカトリック教国にも関わらず、宗教的色彩の濃い商品は余り目に付きません。


イタリアらしいルネッサンス芸術の美術品を売るフィレンツィエの屋台

それに比べて、タイの飾り物(置物)を売る屋台の品揃は、仏教国としての文化的特質を反映した仏像や仏面などが圧倒的に多いように思います(下写真)。

タイの屋台商品の値段交渉といえば、定価の五掛けの八掛けという話が罷り通る如く(?)、安物商品が主流ですが、こと仏教的な品物となると、屋台に似つかわしくない程の高価な商品(下写真)が並んでいたりして吃驚させられることがあります。



見るからに高価そうな仏像を売るタイの店

は屋台の代表的商品の一つだと思いますが、皮革製品を得意とするイタリアだけあって、彼方此方の屋台で革の財布や鞄を販売(下写真)していました。残念ながら、革鞄に興味のない僕は、ブランド商品なのか? 偽物商品なのか? サッパリ見当が付きません。


革鞄を売るイタリアの屋台

実は、タイの屋台にも革鞄(偽物を含めて)を売る店は多いのですが、僕の聞いたところでは、御世辞にも耐久性が高いとはいえず、“ 安かろう、悪かろう ” を地で行く商品がとても多いのだとか。それを承知の上で買えば、腹も立たないのでしょうが・・・

タイの高地民族が作る伝統的な布製ポーチは、その値段の安さと可愛いさから、日本女性や西洋女性の間でも結構高い評価を受けていると聞きました(下写真)。 得体の知れない偽物の革鞄を買うよりは・・・ひょっとして、心の篭もった布製ポーチを買うほうが賢明かも知れませんね。



高地民族の肩掛けポーチを売るタイの屋台

次は、イタリアの屋台で売られているマフラーとネッカチーフです。寒季の11月~12月頃になると、タイ北部でも、マフラーを売っていますが、色の豊富さと艶やかさは、逆立ちしてもイタリアに敵いそうにもありません。


マフラとネッカチーフを売るイタリアの屋台

しかし、タイ・シルク製品のソファー・クッションとテーブル・クロスは、タイ独特の感覚が表現されていて、屋台製品としては、中々の出来上がりだ思うのですが・・・如何でしょうか?


絹製のソファー・クッションとテーブル・クロスを売るタイの屋台

タイの物売り屋台イタリアの物売り屋台、皆さんの御感想は如何でしたでしょうか?