今日のクリスマス・ツリーの話題は、僕が住んでいるコンドミニアム近くにある4Seasons Hotel、金満なタイ人御用達のペニンスラ・プラザ、オープンしたばかりのグランド・センター・ポイントとマリオット・コート・ヤードです。



4Seasons Hotel とペニンスラ・プラザは、二十年以上前からクリスマスの飾り付けをしている老舗的な場所として知られています。








ペニンスラ・プラザ(手前)


4シーズンズ・ホテル(奥方向)の電飾




先ずは、4Seasons Hotel の飾りつけです。このホテルの特徴は、巨大なクリスマス・ツリーをバックにして浮かび上がる王様の御誕生日(12月5日)の祝福写真です。








正面に王様の御誕生日を祝う写真パネル 


真横から見るとクリスマス・ツリー





ホテル前庭の樹幹の飾りつけは、新興勢力の賑々しい電飾と違って、チョット地味かもしれませんが、どこか落ち着いた感じの雰囲気を求めて訪れるタイ人の常連客も少なくありません。







ホテル前庭の樹幹を飾る電飾




大人好みの4シーズンズ・ホテル対して、子供向けに徹しているのが、狭い小路(ソイ)を挟んで隣接するペニンスラ・プラザの飾りつけです。最近は新興の大型ショッピングセンターにやや押され気味なのか、以前のように人込みでごった返すようなことはなくなりました









ペニンスラ・プラザの正面玄関(左右写真)




何故なのか分かりませんが、例年ならば、正面玄関の階段で愛嬌を振りまいていたディズニー映画のミッキー・マウス、白雪姫、小人、バンビ、シンデレラなどのキャラクターが大幅に減った替わりに、クリスマス・ツリーが三本も拵えてあります。












ペニンスラ・プラザのもう一つの特徴は、正面玄関に面した歩道上に、子供玩具を売る露店商が並ぶことです。夜光塗料が塗布された玩具は子供心を擽ります。







女児に人気の王冠形のティアラ  夜光塗料で光る風船








夜光塗料で光る小物グッズ






4シーズンズ・ホテルとペニンスラ・プラザに挟まれた小路(ソイ)を入ると、オープンしたばかりのグランド・センター・ポイントとマリオット・コート・ヤードがあります。








グランド・センター・ポイント    マリオット・コート・ヤード





実は、スペインの友人がクリスマス休暇を取るために、グランド・センター・ポイントに宿泊しています。



敬虔なカソリック信者の彼から聞いた話ですが、クリスマス(Christmas or Xmas)の語源は、ギリシャ語と英語の合成語なのだとか。『Christ』や『X 』はギリシャ語の『XRISTOS』(キリスト)の頭文字。『 Mas 』は聖祭の意味だそうです。




彼と一緒に食事を摂るために、ペニンスラ・プラザに向かいました。子供相手の露天商の直ぐ側で、クリスマスの飾り付けにそぐわない『干し烏賊屋台』が商売をしていました。干し烏賊が一杯ずつ丁寧に洗濯挟みで止めてあるのがとても滑稽な感じがします。







干し烏賊を売る屋台


 


干し烏賊屋台のお得意様は、子供ではなく、うら若き乙女が圧倒的です。露店で買った赤い帽子とTシャツを仲良く着込んだ女性の仲良しグループが、『干し烏賊』を口いっぱいに頬張りながらクリスマスの飾り付けに見入っていました。







烏賊を食べ乍ら飾り付けを見入る若者




『干し烏賊』を頬張りながらクリスマスを楽しむ様は、ひょっとして、タイだけで見られる風物詩かもしれませんね。