バンコクから南西へ100km余りのサムット・ソンクラーム県に、友人から頼まれて工場見学が出来る魚醤工場を探しに行った時のことです。

とは言っても、本日の話題は、魚醤(ナーム・プラー)工場探しの話ではなく、その途中で見つけたドラゴン・フルーツ(タイ語:ゲーオ・マンゴーン)の話なのですが・・・・


タイに魅せられてロングステイ
小雨そぼ降るサラブリ県で見たドラゴン・フルーツの畑

以前、サラブリ県に旅した時に、ドラゴン・フルーツ(タイ語名:ゲーオ・マンゴーン)が植えられている畑に木偶あわしたことがあります。(上写真)

ところが、果実は既に収穫された直後だったために、ドラゴン・フルーツの果実が実際にぶら下がって生っている姿を見ることは、まことに残念ながら実現しませんでした。

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収穫されたドラゴン・フルーツ(於:サラブリ県)

その後も、実際に果実がぶら下がって生る姿を見たくて、彼方此方を歩き回ったのですが、結局、その現場を見ることが叶わず、スーパー・マーケットで購入した果実を食べるだけの日々が続いていました。

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ドラゴン・フルーツの果実

サムット・ソンクラーム県内で、工場見学の可能な醤油工場を探し歩いて、とある小さな工場に立ち寄ったのですが、残念ながら、その工場は休眠工場になっていました。

がっかりして立ち去ろうとした時、休眠工場の片隅に、見覚えのあるサボテンのようなドラゴン・フルーツ(ゲーオ・マンゴーン)の果樹が植えてあるのを発見!

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休眠工場の片隅に植えてあったドラゴン・フルーツの木

よくよく見れば、幾つかの赤い果実がぶら下がっているではありませんか!
長い間、見たいと思い続けていたドラゴン・フルーツの果実が実際に生っている光景が、
偶然とはいえ、こんな所で見られるとは!(上下写真)


 

僅か一本だけの果樹でしたが、感激の余り、思わずポケット・カメラのシャッターを押し捲ったのですが、なんとも幸せなひと時となりました。

気分を良くして、友人から依頼された見学可能な魚醤工場の探索を続けたのですが、その休眠工場から遠くない場所で、工場見学をさせてもらえる工場を見つけることが出来ました。

本当に気分の良い一日となりました。