最近は、ブログ用のカメラとして、胸のポケットに入る旧式の軽量薄型カメラを愛用しているのですが、古くなったからでしょうか、近接撮影時の自動焦点が機能せずにピンボケになる事が多くなりました。
今日は、捨てようと思っていた多くのピンボケ写真の中から、タイの御菓子の写真を拾い集めて記事を書くことにしました。かなり見ずらいとは思いますが、廃棄処分前の有効活用ということで、どうか御勘弁を頂きたいと思います。
タイ人は、老若男女を問わず、色とりどりに彩色された一口大の甘い御菓子が大好きな民族のようです。食事後のデザートやおやつ時は勿論、時には午餐・晩餐、夜食の代わりとして食べている人を見かけることもあります。
タイのお菓子の特徴は、自然の植物から抽出した色とりどりの彩色にあると思います。例えば、『 水色 』のお菓子は、濃藍色の花を咲かすアンチャーン(蝶豆の花)、『 緑色 』のお菓子は、緑葉のバイ・トゥーイ、『 白色 』のお菓子は、ココナッツ・ミルクを利用して色付けすることが多いようです。
①↓ カノム・トゥア・ペープ ขนมถั่วแปบ

タイ語で『 薄くて平らの豆菓子 』と呼ばれているお菓子です。1パック=15バーツ≒\56
もち米の粉を練って板状(幅5cmx長さ10cm)にしてから、その上に緑豆で作った黄色の餡を乗せて包み込んでから、外皮にゴマ、ザラメ砂糖、細かく切ったマップラオの白い果肉をまぶしたお菓子です。『 緑豆なのに如何して黄色餡? 』と思われるかもしれませんが、実は、緑豆の殻の中の実が黄色になっているのです。
一見すると甘そうに見えますが、売り娘の『 甘くないヨ! 』との言葉を信じて買って見ましたが・・・たしかに、甘さをかなり抑えたお菓子でした。色合いも綺麗だと思います。
②↓ サリム・サーム・スィー ซ่าหริ่มสามสี

タイ語で『 三種類の色を持つ菓子 』と呼ばれるお菓子です。
緑色の部分は、細かく切った緑葉のバイートゥーイをミキサーにかけてから、サリムと呼ばれる緑豆粉に水を加えてネバネバになるまで掻き混ぜながら煮立てます。生地が少しばかり固またところで、トコロテンの要領で、生地を氷水の中に押し出して食します。
因みに、赤色は赤いシロップ、白色はココナッツ・ミルクで色づけされています。
③↓ タオ・スアン เต้าส่วน

中国の南部(潮州?)からタイへ持ち込まれた菓子(豆醤)です。
緑豆の中から取り出した黄色い実に砂糖と片栗粉を加えて煮たものに、ココナッツ・ミルクを加えて仕上げます。 屋台価格は、1袋=25バーツ ≒ \93程度です。
タイ人は、一般的に、屋台でビニール・パックに詰めて貰ったものを自宅へ持ち帰りますが、勿論、屋台食堂で食すことも可能です。
④↓ カノム・ヨック・マニー บนมหยกมณี

タイ人から 『 翡翠の緑色をした宝石のような御菓子 』と呼ばれています。『 ヨック 』の意味は翡翠、『 マニー 』は宝石を意味します。1パック=10バーツ≒\37円。
⑤↓ ルーム・クルーン ลืมกลืน

直訳すると、『 飲み込んだのを忘れるような御菓子 』という意味ですが、日本語らしい表現だと 『 咽喉越しの良い御菓子 』ということになるのでしょうか。
5個=10バーツ≒\37
⑥↓ ウン・アンダーマン วุ้นอันดามัน

アンダーマンのゼリーと呼ばれるお菓子です。『 ウン 』はゼリー(寒天)を意味します。
アンダマン海の色に似たお菓子という意味合いを込めた命名なのでしょうね。
5個=10バーツ≒\37
⑤ルーム・クルーン、⑥ウン・アンダーマンのサイズは、直径2.5cm位の小さなゼリーです。元気のある小学生が、口の中に幾つものゼリー放り込んで、頬を膨らませている姿をよく見かけます。
タイの子供達は、可愛いくて彩りの良いゼリーを前にすると、異口同音に声を合わして、
『 ナー・ギン・ナーギン น่ากิ่น 』(食べたみたいよ!)と興奮して騒ぎ立てます。
最近、タイの子供達の肥満を危ぶむ声がありますが・・・これが原因の一つでなければ良いのですがね?
今日は、捨てようと思っていた多くのピンボケ写真の中から、タイの御菓子の写真を拾い集めて記事を書くことにしました。かなり見ずらいとは思いますが、廃棄処分前の有効活用ということで、どうか御勘弁を頂きたいと思います。
タイ人は、老若男女を問わず、色とりどりに彩色された一口大の甘い御菓子が大好きな民族のようです。食事後のデザートやおやつ時は勿論、時には午餐・晩餐、夜食の代わりとして食べている人を見かけることもあります。
タイのお菓子の特徴は、自然の植物から抽出した色とりどりの彩色にあると思います。例えば、『 水色 』のお菓子は、濃藍色の花を咲かすアンチャーン(蝶豆の花)、『 緑色 』のお菓子は、緑葉のバイ・トゥーイ、『 白色 』のお菓子は、ココナッツ・ミルクを利用して色付けすることが多いようです。
①↓ カノム・トゥア・ペープ ขนมถั่วแปบ

タイ語で『 薄くて平らの豆菓子 』と呼ばれているお菓子です。1パック=15バーツ≒\56
もち米の粉を練って板状(幅5cmx長さ10cm)にしてから、その上に緑豆で作った黄色の餡を乗せて包み込んでから、外皮にゴマ、ザラメ砂糖、細かく切ったマップラオの白い果肉をまぶしたお菓子です。『 緑豆なのに如何して黄色餡? 』と思われるかもしれませんが、実は、緑豆の殻の中の実が黄色になっているのです。
一見すると甘そうに見えますが、売り娘の『 甘くないヨ! 』との言葉を信じて買って見ましたが・・・たしかに、甘さをかなり抑えたお菓子でした。色合いも綺麗だと思います。
②↓ サリム・サーム・スィー ซ่าหริ่มสามสี

タイ語で『 三種類の色を持つ菓子 』と呼ばれるお菓子です。
緑色の部分は、細かく切った緑葉のバイートゥーイをミキサーにかけてから、サリムと呼ばれる緑豆粉に水を加えてネバネバになるまで掻き混ぜながら煮立てます。生地が少しばかり固またところで、トコロテンの要領で、生地を氷水の中に押し出して食します。
因みに、赤色は赤いシロップ、白色はココナッツ・ミルクで色づけされています。
③↓ タオ・スアン เต้าส่วน

中国の南部(潮州?)からタイへ持ち込まれた菓子(豆醤)です。
緑豆の中から取り出した黄色い実に砂糖と片栗粉を加えて煮たものに、ココナッツ・ミルクを加えて仕上げます。 屋台価格は、1袋=25バーツ ≒ \93程度です。
タイ人は、一般的に、屋台でビニール・パックに詰めて貰ったものを自宅へ持ち帰りますが、勿論、屋台食堂で食すことも可能です。
④↓ カノム・ヨック・マニー บนมหยกมณี

タイ人から 『 翡翠の緑色をした宝石のような御菓子 』と呼ばれています。『 ヨック 』の意味は翡翠、『 マニー 』は宝石を意味します。1パック=10バーツ≒\37円。
⑤↓ ルーム・クルーン ลืมกลืน

直訳すると、『 飲み込んだのを忘れるような御菓子 』という意味ですが、日本語らしい表現だと 『 咽喉越しの良い御菓子 』ということになるのでしょうか。
5個=10バーツ≒\37
⑥↓ ウン・アンダーマン วุ้นอันดามัน

アンダーマンのゼリーと呼ばれるお菓子です。『 ウン 』はゼリー(寒天)を意味します。
アンダマン海の色に似たお菓子という意味合いを込めた命名なのでしょうね。
5個=10バーツ≒\37
⑤ルーム・クルーン、⑥ウン・アンダーマンのサイズは、直径2.5cm位の小さなゼリーです。元気のある小学生が、口の中に幾つものゼリー放り込んで、頬を膨らませている姿をよく見かけます。
タイの子供達は、可愛いくて彩りの良いゼリーを前にすると、異口同音に声を合わして、
『 ナー・ギン・ナーギン น่ากิ่น 』(食べたみたいよ!)と興奮して騒ぎ立てます。
最近、タイの子供達の肥満を危ぶむ声がありますが・・・これが原因の一つでなければ良いのですがね?