クロントム คลองถม という名前は、“クロン=運河”、“トム=埋め立てる”というタイ語の合成語ですから、クロントム地域は、運河を埋め立てて生まれた土地だったのでしょうか?
昔の泥棒市場の雰囲気を味わうならば、土曜日の夜に訪れるべきだと聞いていました。
しかし、昨今の爆弾テロの危険性を考えると、中々その気になれないでいたのですが・・・・
ある時、中華街で偶々昼食を済ましたあと、折角の機会なので、近くのクロントム市場まで足を延ばしてみようと言う事になりました。

昼間のクロントム市場(泥棒市場)
昼間のクロントム市場は、土曜日の夜の泥棒市場の雰囲気とは違って、何処にでもあるような賑やかな昼市場といった感じです。しかし、場所によっては、年代物のテレビが山と積まれていたり、旧式の吸い上げポンプ、配管器材、中古の機械工具などが路上に乱雑に拡げられていて、夜の泥棒市場の雰囲気をほんの少し想像することもできます。

路上に高く積み上げられた旧式のテレビ
旧式の家庭用ポンプ、配管器材、中古の機械工具なども、テレビと同じ様に、路上に乱雑に拡げられています。俄か雨でも襲来したら如何するのでしょうか? 他人事ながら気になってしまいます。

道路上に旧式の中古家庭用ポンプなどが並んでいます。
こんな旧式中古のテレビやポンプを誰が買うのだろうと不思議に思って眺めていると、積まれたテレビの間にしゃがみこんで熱心に交渉をしている人がいました。多分、土曜日の夜ともなると、このような光景がクロントム市場内で喧しく繰り広げられるのだと思います。
中古テレビが高く積まれた場所から100m程度離れた場所に、若くて色の濃い女性が路上に敷いた合板の上に『 ミニ・Tシャツ店 』を開いていました。生地の色は王様の誕生色の黄色と王妃様の水色の二色しかありません。
去年、大ヒット商品となった王様の黄色いTシャツと王妃様の水色のTシャツですが、今度は、ミニ・サイズのTシャツで二匹目のドジョウを狙って勝負を挑んでいるのでしょうか?

15cm四方のミニ・サイズのTシャツ
ミニ・サイズのTシャツの胸部分には、『 王様を愛す 』、『 王妃様を愛す 』、『 祝・80歳・プミポン国王 』などの謳い文句が刷り込まれています。値段は、吸盤を含めて一着20バーツですから、日本円に換算すれば74円前後でしょうか。
僕 『 このミニ・Tシャツは何に使うの? 』
彼女 『 飾り物だヨ 』
僕 『 例えば何の飾り物? 』
彼女 『 車の窓に吸盤で吸い付けたり、何処でもOKよ! 』
僕 『 良く売れるの? 』
彼女 『 ヒット商品ヨ! 可愛いからね! 』
さらに街路を進んだ先の交差点近くの路上にも、若い女性が『 螺子式の戦うカブト虫 』を売っていました。御世辞にも上手とは言い難いタイ文字で、『 音が出て動くカブト虫 』と書いてあります。写真を撮ろうとすると、態々、一匹のカブト虫の羽を広げて動かしてくました。一匹の値段は29バーツ≒¥107。

金属製のカブト虫の露天売り
向かいの歩道の傍でアクセサリーを売っている若い女性に声を掛けられました。スワロスキーを使ったアクセサリーだそうです。本物かどうか僕に分かる筈もないのですが、感じの良さそうな娘さんだったので、携帯電話のストラップに使えそうな物を2本買ってしまいました。
1本の値段は100バーツ≒¥370円と安かったので・・・多分イミテーションだと思いますが・・・

スワロスキーのアクセサリー
家に戻って、家内にプレゼントしたところ、(当然貶すと思ったのですが)、存外にも気に入ってくれたらしく、『 偽者の割には良い品質ネ! 』とのたまっていました。
土曜、夜の泥棒市場のスリル感も格別なものがあるようですが、中華街で昼食を終えて、腹ごなしに昼間のクロントム市場(泥棒市場)を散策するのも、中々どうして、楽しいひと時でした。
昔の泥棒市場の雰囲気を味わうならば、土曜日の夜に訪れるべきだと聞いていました。
しかし、昨今の爆弾テロの危険性を考えると、中々その気になれないでいたのですが・・・・
ある時、中華街で偶々昼食を済ましたあと、折角の機会なので、近くのクロントム市場まで足を延ばしてみようと言う事になりました。

昼間のクロントム市場(泥棒市場)
昼間のクロントム市場は、土曜日の夜の泥棒市場の雰囲気とは違って、何処にでもあるような賑やかな昼市場といった感じです。しかし、場所によっては、年代物のテレビが山と積まれていたり、旧式の吸い上げポンプ、配管器材、中古の機械工具などが路上に乱雑に拡げられていて、夜の泥棒市場の雰囲気をほんの少し想像することもできます。

路上に高く積み上げられた旧式のテレビ
旧式の家庭用ポンプ、配管器材、中古の機械工具なども、テレビと同じ様に、路上に乱雑に拡げられています。俄か雨でも襲来したら如何するのでしょうか? 他人事ながら気になってしまいます。

道路上に旧式の中古家庭用ポンプなどが並んでいます。
こんな旧式中古のテレビやポンプを誰が買うのだろうと不思議に思って眺めていると、積まれたテレビの間にしゃがみこんで熱心に交渉をしている人がいました。多分、土曜日の夜ともなると、このような光景がクロントム市場内で喧しく繰り広げられるのだと思います。
中古テレビが高く積まれた場所から100m程度離れた場所に、若くて色の濃い女性が路上に敷いた合板の上に『 ミニ・Tシャツ店 』を開いていました。生地の色は王様の誕生色の黄色と王妃様の水色の二色しかありません。
去年、大ヒット商品となった王様の黄色いTシャツと王妃様の水色のTシャツですが、今度は、ミニ・サイズのTシャツで二匹目のドジョウを狙って勝負を挑んでいるのでしょうか?

15cm四方のミニ・サイズのTシャツ
ミニ・サイズのTシャツの胸部分には、『 王様を愛す 』、『 王妃様を愛す 』、『 祝・80歳・プミポン国王 』などの謳い文句が刷り込まれています。値段は、吸盤を含めて一着20バーツですから、日本円に換算すれば74円前後でしょうか。
僕 『 このミニ・Tシャツは何に使うの? 』
彼女 『 飾り物だヨ 』
僕 『 例えば何の飾り物? 』
彼女 『 車の窓に吸盤で吸い付けたり、何処でもOKよ! 』
僕 『 良く売れるの? 』
彼女 『 ヒット商品ヨ! 可愛いからね! 』
さらに街路を進んだ先の交差点近くの路上にも、若い女性が『 螺子式の戦うカブト虫 』を売っていました。御世辞にも上手とは言い難いタイ文字で、『 音が出て動くカブト虫 』と書いてあります。写真を撮ろうとすると、態々、一匹のカブト虫の羽を広げて動かしてくました。一匹の値段は29バーツ≒¥107。

金属製のカブト虫の露天売り
向かいの歩道の傍でアクセサリーを売っている若い女性に声を掛けられました。スワロスキーを使ったアクセサリーだそうです。本物かどうか僕に分かる筈もないのですが、感じの良さそうな娘さんだったので、携帯電話のストラップに使えそうな物を2本買ってしまいました。
1本の値段は100バーツ≒¥370円と安かったので・・・多分イミテーションだと思いますが・・・

スワロスキーのアクセサリー
家に戻って、家内にプレゼントしたところ、(当然貶すと思ったのですが)、存外にも気に入ってくれたらしく、『 偽者の割には良い品質ネ! 』とのたまっていました。
土曜、夜の泥棒市場のスリル感も格別なものがあるようですが、中華街で昼食を終えて、腹ごなしに昼間のクロントム市場(泥棒市場)を散策するのも、中々どうして、楽しいひと時でした。