シーロム通りのソイ・ララーイ・サップ(意味:財産が流失する小路)の奥にあるトリニティーモールに行って来ました。殆どのお店の入り口のガラス戸には、財を招くと言われる可愛い男子と女子のスティッカーが貼ってあり、中国正月のムードで盛り上がっていました。

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財を招くと言われる可愛い男子と女子のスティッカー

狭い小路に入ると、辺り一面が紅色と金色で埋め尽くされた異様な世界です。子供用の
紅色のチャイナ服、大人用の紅色と金色模様のT-シャツ、紅色や金色で書かれた繁体字
(旧漢字)など、中国人の逞しい商魂が溢れんばかりに満ち満ちています。


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大人用の真紅なT-シャツ

中国人は、中国正月には新品(サラピン)の肌着と衣服を身に着ける習慣があり、大人も
子供も好んで紅いサラピンの服を着るのだそうです。


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子供用のチャイナ服

中国系タイ人から聞いた話ですが、商売繁盛を何よりも優先する中国民族は、『 空に向かって開花する赤色のブーゲンビリア 』を、最高に縁起の良い花としてこよなく愛し、此の苞花の名前を、タイ語で『 trut ciin 』 ตรุษจืน (意味:中国正月) と呼んでいます。(下写真)

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『中国正月』という名で呼ばれる赤いブーゲンビリア

今年の干支は、日本では『 猪 』ですが、タイの中国社会では『 豚 』となります。小路の彼方此方に、漫画的な『 豚 』の絵や『 置物 』が所狭しと並んでいます。 中国系タイ人が、タイ語で 『muu nam chook 』 หมูนำโชค (幸運を導く豚)と叫びながら盛んに売り込んでいました。

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幸福を招く豚 หมูนำโชค の絵飾り

中国人が愛する富貴竹 kwan im กวนอิม と呼ばれる植物があります。文字では竹となっていますが、実は、竹ではなく、龍血樹科の植物ですね。日本では万年竹と呼ばれていたような覚えがありますが・・・

中国人は、長寿や富貴を運ぶ幸福の木として、細い赤紐で要所を縛って飾りつけます。北京駐在時代に、お得意先から貰った富貴竹を室内に飾ったことがありますが、僕でも水栽培で容易に育てることが出来ました。

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幸福を呼ぶ富貴竹  
  
家の中の清掃作業があまり上手とはいえない中国人ですが、中国正月を迎える時は、さすがに、家の中の一年分の垢を落とす大掃除をするそうです。若い娘のいる家庭の母親は、
『 トイレ掃除の下手な娘は、婚期を逸する 』という昔からの言い伝えを気にして、この時とばかり、トイレ清掃の仕方を娘に叩き込むと聞いたことがあります。


3年ばかり中国の北京に駐在した経験からすると、彼の地のトイレは、御世辞にも綺麗とは言えない所が多かった! ひょっとして、娘がいない家庭のトイレだったのか、それとも、トイレ掃除の下手な娘さんだったのか・・・?

明日は、バンコク最大のチャイナ・タウン、ヤオワラートの散策記事を書くつもりです。