年末から年越しの二日まで、タイ北部五県を自家用車で旅行して来ました。
走行ルートは、バンコク ⇒ ガムペーンペット県 ⇒ ラムパーン県 ⇒ラムプーン県 ⇒ チェンマイ県 ⇒ プレー県 ⇒ バンコク戻りです。


事前に北部地域の地震による路面の地割れ情報は承知していましたが、実際に走ってみると、中規模の崖崩れで二車線の半分以上が土砂で埋まっている場所が数個所ありました。 
とは言っても、タイのことですから、日本のように通行止めになることもなく、道路上に転がり落ちている石ころの間を徐行で縫う様にして通り抜けながら、全走行距離 1,850km の年末・年始旅行を無事に完遂することが出来ました。

タイに魅せられてロングステイ
タイ北部の山並みに秋の景色がありました!

タイ北部には、春期、秋期、冬季の季節はありません。春期は暑期であり、秋期は寒期、つまり冬季になります。 ところが、バンコクに住む僕にとっては、真昼の最高気温 30℃前後、朝の気温が 10℃前後、夕方の気温 20℃以下なので、どちらかと言えば、快適な秋季旅行のような感覚です。


午前8時半、目だし帽を被って出勤する女性

しかし、タイ人にとっては厳しい寒期の到来なのでしょう、厚手の長袖スタイルのタイ人が目立ちます。中には毛糸の首巻、目だし帽を極めこみ、手には手袋、足にはソックスを穿いている人もいました。 因みに僕の姿恰好は、早朝は薄手の長袖のカーディガン、日中から夜にかけては夏物の薄手の半袖です。

大学の先生の話によると、タイ人の通常体温は、日本人のそれよりも2度ばかり低いのだそうです。人間にとって、2度の体温差は、相当に大きな影響があるようですね。

タイに魅せられてロングステイ
厚手の生地の犬服を纏ったタイ北部のワンちゃん


話は変わりますが、旅行中の12月31日(古新聞ですみません)、車のラジオがビックリ仰天するような放送を流し始めました

午後5時半から7時頃、バンコクの戦勝記念塔など6~7カ所で爆弾が爆発
少なくとも、2人死亡、25人以上が負傷したもよう

翌日の元旦のTVニュースでは、少しばかり詳しく、次のように伝えていました。

一日午前0時頃、ラーチャダムリ通りのカウントダウン・イベントが予定されていた場所に近いプラトゥーナム交差点付近において爆弾が爆発、9名が負傷した模様。内6名は外国人旅行者であった・・・云々

プラトゥーナム交差点以外にも、戦勝記念塔、クロン・トゥーイ、サパーン・クワイ、スクムウイットットのソイ62の交番、シーコン・スクエア、ヤオワラート、ジェーン・ワッタナの7箇所でも爆発があった・・・犯行声明は出ておらず、事件の背景は不明・・・云々



ラーチャダムリ通りは、僕が住んでいるコンドミニアムの在る場所なので、正直に言って、チョットばかり気になったのですが・・・バンコクへの戻りを早めて三日早朝に戻ることとし、旅行を継続することにしました。

二日の深夜11:45、バンコクの我が家に無事到着。既に三日になってしまいましたが、現在、バンコクの自宅で此のブログを書いています。

悲惨な事件で新年が開けてしまいましたが、タイ国暫定政府は、豊富な経験と知識をもってこの艱難辛苦を乗り越え、一日も早く真相の解明を図って欲しいと思います。そして、怯むことなく、跋扈する卑劣な連中を追捕して欲しいと思います。

明日以降、北部旅行の想い出を追々と書くつもりですが、取り敢えず横になることにします。

おやすみなさい。