タイのクリスマス・ツリーは、王様の誕生日(12月5日)前に点灯され、12月10日の憲法記念日を経て、クリスマスの日に大団円を迎えるわけですが・・・実は、正月が終わるまで放置されていることが多いようです。

我が家に通じる路地口に飾られているクリスマスの電飾
憲法記念日(12月10日)の前日、クリスマス・ツリーが賑々しく点灯するバンコクに、親日家で恋人同士の米国人男女が日本から到着。僕と友人のタイ人を含めた四人の酒宴は随分と盛り上がりました。心地良い酔いが回るにつれ、日本とタイのクリスマス騒動の話題になりました。

電気仕掛けで腰を捻るサンクロ-スの動作に合わせて踊るタイの幼女
米国人女性が言いました。
『 日本とタイは、仏教国なのに、如何してこんなに盛り上がるのかしら? 』
チョット理屈っぽい米国人男性が答えました。
『 この光景は、まさに摩訶不思議だネ!』
『 一年中酷暑の地で過ごすタイ人の冬への羨望なのかな?』

幼女ばかりでなく、女子高校生も揃いの衣服を着てはしゃいでいました。
米国人女性が反論します。
『 それじゃー、冬の季節がある日本は、どうなのよ? 』
暫し考えていた米国人男性が言いました。
『 ウーン・・欧米文化を巧みに取り入れる日本人の特性かな 』

ビールのグラスに氷塊を入れて飲んでいるタイ人を見た米国人男性が言いました。
米国男 『 どうして、ビールに氷塊(アイス・キューブ)を入れるの? 』
米国女 『 ビールが水っぽくなって不味くなるでしょう? 』
タイ人 『 I need a cold beer 』
米国人ペアは、タイ人の信じられない発想に唖然として、頭を左右に振りながら・・・
米国男 『 hiroi-1もそうするの? 』
hiro-1 『 ウイスキーをマイルドにする為に氷塊を入れても、ビールには入れないね 』
タイ人 『 それって、同じことじゃないの? 』

すると、米国人女性が唐突に『 氷が溶けたら何になるの? 』と問い掛けてきました。
米国男 『 氷が溶けたら、ただの水サ!』
タイ人 『 氷が溶けたら、快い冷水サ ! 』
hiro-1 『 氷が溶けたら、春が来るのでは? 』
僕が子供の頃に教わった童謡に、次のような歌詞があったような気がして、思わず子供のような事を呟いてしまいました。
『 春になれば しがこ(氷)も溶けて どじょっ子だの 鮒ッ子だの 春が来たなと思うべな 』

タイ人 『 雪も氷も春季も無いタイでは、不思議な感覚ですね 』
米国女 『 米国には春季のある地域もあるけど、こんな歌詞があったかしら? 』
米国男 『 水が氷に変化しても、お湯になろうとも、化学式は H20だものね 』
米国女 『 氷が溶けたら春が来たと思うなんて・・・素晴らしいわね! 』
幼稚園児だった僕の一人息子から、(今は40歳の親父になっています)、『 氷が溶けたら春になるのだよね 』と語りかけられたことがありました。吃驚すると同時に、なんだかとても嬉しかったことを思い出して言ったのですが・・・
ちょっと気になって調べてみると、東北地区のわらべ歌で、題名は『 どじょっこふなっこ 』
(岡本敏明作曲)だと分かったのですが、正確な歌詞は次の通りでした。
『 春になれば 氷(しが)こも解けて どじょっこだの ふなっこだの 夜が明けたと思うベナ 』
僕が覚えていた最後の小節の歌詞は、『 春が来たなと思うべな 』だったのですが、正しくは、『 夜が明けたと思うベナ 』でした。僕の記憶なんて実にいい加減なものです。
あの時の我が息子も、ひょっとして、『 どじょっこふなっこ 』の歌詞を間違って覚えていたのでしょうか? そうだとすれば、此の親にして、此の子ありであります。
なんとも、お恥ずかしい限りですが、次に息子と会う機会があったら、再確認してみたいと思っていますが・・・こんな些細なことなんて、忘れ去っているでしょうね。

我が家に通じる路地口に飾られているクリスマスの電飾
憲法記念日(12月10日)の前日、クリスマス・ツリーが賑々しく点灯するバンコクに、親日家で恋人同士の米国人男女が日本から到着。僕と友人のタイ人を含めた四人の酒宴は随分と盛り上がりました。心地良い酔いが回るにつれ、日本とタイのクリスマス騒動の話題になりました。


電気仕掛けで腰を捻るサンクロ-スの動作に合わせて踊るタイの幼女
米国人女性が言いました。
『 日本とタイは、仏教国なのに、如何してこんなに盛り上がるのかしら? 』
チョット理屈っぽい米国人男性が答えました。
『 この光景は、まさに摩訶不思議だネ!』
『 一年中酷暑の地で過ごすタイ人の冬への羨望なのかな?』

幼女ばかりでなく、女子高校生も揃いの衣服を着てはしゃいでいました。
米国人女性が反論します。
『 それじゃー、冬の季節がある日本は、どうなのよ? 』
暫し考えていた米国人男性が言いました。
『 ウーン・・欧米文化を巧みに取り入れる日本人の特性かな 』

ビールのグラスに氷塊を入れて飲んでいるタイ人を見た米国人男性が言いました。
米国男 『 どうして、ビールに氷塊(アイス・キューブ)を入れるの? 』
米国女 『 ビールが水っぽくなって不味くなるでしょう? 』
タイ人 『 I need a cold beer 』
米国人ペアは、タイ人の信じられない発想に唖然として、頭を左右に振りながら・・・
米国男 『 hiroi-1もそうするの? 』
hiro-1 『 ウイスキーをマイルドにする為に氷塊を入れても、ビールには入れないね 』
タイ人 『 それって、同じことじゃないの? 』

すると、米国人女性が唐突に『 氷が溶けたら何になるの? 』と問い掛けてきました。
米国男 『 氷が溶けたら、ただの水サ!』
タイ人 『 氷が溶けたら、快い冷水サ ! 』
hiro-1 『 氷が溶けたら、春が来るのでは? 』
僕が子供の頃に教わった童謡に、次のような歌詞があったような気がして、思わず子供のような事を呟いてしまいました。
『 春になれば しがこ(氷)も溶けて どじょっ子だの 鮒ッ子だの 春が来たなと思うべな 』


タイ人 『 雪も氷も春季も無いタイでは、不思議な感覚ですね 』
米国女 『 米国には春季のある地域もあるけど、こんな歌詞があったかしら? 』
米国男 『 水が氷に変化しても、お湯になろうとも、化学式は H20だものね 』
米国女 『 氷が溶けたら春が来たと思うなんて・・・素晴らしいわね! 』
幼稚園児だった僕の一人息子から、(今は40歳の親父になっています)、『 氷が溶けたら春になるのだよね 』と語りかけられたことがありました。吃驚すると同時に、なんだかとても嬉しかったことを思い出して言ったのですが・・・
ちょっと気になって調べてみると、東北地区のわらべ歌で、題名は『 どじょっこふなっこ 』
(岡本敏明作曲)だと分かったのですが、正確な歌詞は次の通りでした。
『 春になれば 氷(しが)こも解けて どじょっこだの ふなっこだの 夜が明けたと思うベナ 』
僕が覚えていた最後の小節の歌詞は、『 春が来たなと思うべな 』だったのですが、正しくは、『 夜が明けたと思うベナ 』でした。僕の記憶なんて実にいい加減なものです。
あの時の我が息子も、ひょっとして、『 どじょっこふなっこ 』の歌詞を間違って覚えていたのでしょうか? そうだとすれば、此の親にして、此の子ありであります。
なんとも、お恥ずかしい限りですが、次に息子と会う機会があったら、再確認してみたいと思っていますが・・・こんな些細なことなんて、忘れ去っているでしょうね。