タイでは、焼き鶏のことを『 ガイ・ヤーン 』 ไก่ย่าง と言います。ガイ・ヤーンはタイの東北地域で生まれた焼き鳥ですが、今や、タイを代表する全国区の焼き鶏として、市場の屋台は勿論のこと、スーパー・マーケットでも売られています。
焼き方は、日本のように小さな肉片をチマチマと焼くのではなく、一羽を丸焼きすることが多いのですが、地域によっては1/2サイズにして焼くこともあるようです。
僕の一番のお気に入りのガイヤーン店は、自宅近くのソイ・ラン・スアンの路地にある焼き鳥店の『 マダム・クロック屋台 』です。

ソイ・ラン・スアンに建ち並ぶ高層のコンドミニアム
ソイ・ラン・スアン ซอยหลังสวน ( 意味:ルムピニ公園の裏の小路)は、大使館街のウイッタユ通りと高架電車が走るラーチャダムリ通りの間の一方通行の短い小路です。
その昔は、『 バンコクの田園調布 』と呼ばれたこともある瀟洒な一帯だったのですが・・・
最近のソイ・ラン・スアンは、高層マンションやコンドミニアムが林立する地域に様変わりしてしまいました。今や昔のような田園調布的な佇まいは望むべくもありません。もっとも、僕の自宅もコンドミニアムですから、あまり批判めいたことは言えないのですが・・・
僕のお気に入りの焼き鶏屋の『 マダム・クロック 』は、ソイ・ランスアンからラーチャダムリ通りに通じる狭い路地を少し入った所にあります。焼き鳥店らしからぬ洒落た名前の店ですが、多分、若くて背の高い、ロング・スカートの良く似合うタイ女性(オーナー?)のニック・ネームを店名にしたのだと思います。

マダム・クロックの焼き鳥屋台(右の女性がマダム・クロック)
チョット見には、典型的な屋台の店のように見えますが、実は、リャカー式の移動屋台ではなくて、客引きを狙って特別に設えられたオリジナル・デザインの固定式屋台なのです。
焼き鶏屋台の直ぐ後方には、エアコン付きのガラス張りの食堂があり、昼食時になると、タイの田園調布(?)で働く男女のタイ人銀行員や会社員で満員状態となります。

マダム・クロック屋台の自慢の最新式電気焼き鶏機
『 マダム・クロック店 』の最大の特徴は、従来のように、半分に切断したドラムカンで焼き鳥を焼くのではなく、電気式の密閉式焼鶏機を使用していることです。電気式焼き鳥器の利点を宣伝するポスターも貼ってありました。
電気式なので、濛々と立ちこもるガイ・ヤーン独特の匂いを含んだ煙を楽しむことはできません。しかし、これが効を奏して、一張羅のお洒落着や手入れをした頭髪に焼き鳥の匂いが付着することを嫌うOLから高い評判を得ているようなのです。
バンコクの田園調布(?)といえども、バンコク名物の濛々たる塵埃が多いことに変わりありません。気式の密閉した焼鶏機は、ランスアンッ子の求める清潔さも充たしているように思われます。
実は、『 マダム・クロック 店』の近くに、今でも、半分に切断したドラム缶で濛々と煙を出して焼く老舗の焼き鶏店があります。しかし、最近は、清潔さと涼しさを求めるお客さんは、マダム・クロックの店に移行しているようです。
今日の僕の遅い昼食は、マダム・クロックの店からソム・タム(1袋20バーツ≒60円)とガイ・ヤーン(腿肉1本30バーツ≒60円)をテイク・アウト。自分の部屋で、冷えたタイ・ビールを飲みながら、NHK国際放送の大相撲九州場所を楽しんでいます。
最近、ソム・タム(タイ・サラダ)の不潔な作り方が、新聞紙上で物議をかもしているようですが、マダム・クロック店のソム・タムならば安心です。
焼き方は、日本のように小さな肉片をチマチマと焼くのではなく、一羽を丸焼きすることが多いのですが、地域によっては1/2サイズにして焼くこともあるようです。
僕の一番のお気に入りのガイヤーン店は、自宅近くのソイ・ラン・スアンの路地にある焼き鳥店の『 マダム・クロック屋台 』です。

ソイ・ラン・スアンに建ち並ぶ高層のコンドミニアム
ソイ・ラン・スアン ซอยหลังสวน ( 意味:ルムピニ公園の裏の小路)は、大使館街のウイッタユ通りと高架電車が走るラーチャダムリ通りの間の一方通行の短い小路です。
その昔は、『 バンコクの田園調布 』と呼ばれたこともある瀟洒な一帯だったのですが・・・
最近のソイ・ラン・スアンは、高層マンションやコンドミニアムが林立する地域に様変わりしてしまいました。今や昔のような田園調布的な佇まいは望むべくもありません。もっとも、僕の自宅もコンドミニアムですから、あまり批判めいたことは言えないのですが・・・
僕のお気に入りの焼き鶏屋の『 マダム・クロック 』は、ソイ・ランスアンからラーチャダムリ通りに通じる狭い路地を少し入った所にあります。焼き鳥店らしからぬ洒落た名前の店ですが、多分、若くて背の高い、ロング・スカートの良く似合うタイ女性(オーナー?)のニック・ネームを店名にしたのだと思います。

マダム・クロックの焼き鳥屋台(右の女性がマダム・クロック)
チョット見には、典型的な屋台の店のように見えますが、実は、リャカー式の移動屋台ではなくて、客引きを狙って特別に設えられたオリジナル・デザインの固定式屋台なのです。
焼き鶏屋台の直ぐ後方には、エアコン付きのガラス張りの食堂があり、昼食時になると、タイの田園調布(?)で働く男女のタイ人銀行員や会社員で満員状態となります。

マダム・クロック屋台の自慢の最新式電気焼き鶏機
『 マダム・クロック店 』の最大の特徴は、従来のように、半分に切断したドラムカンで焼き鳥を焼くのではなく、電気式の密閉式焼鶏機を使用していることです。電気式焼き鳥器の利点を宣伝するポスターも貼ってありました。
電気式なので、濛々と立ちこもるガイ・ヤーン独特の匂いを含んだ煙を楽しむことはできません。しかし、これが効を奏して、一張羅のお洒落着や手入れをした頭髪に焼き鳥の匂いが付着することを嫌うOLから高い評判を得ているようなのです。
バンコクの田園調布(?)といえども、バンコク名物の濛々たる塵埃が多いことに変わりありません。気式の密閉した焼鶏機は、ランスアンッ子の求める清潔さも充たしているように思われます。
実は、『 マダム・クロック 店』の近くに、今でも、半分に切断したドラム缶で濛々と煙を出して焼く老舗の焼き鶏店があります。しかし、最近は、清潔さと涼しさを求めるお客さんは、マダム・クロックの店に移行しているようです。
今日の僕の遅い昼食は、マダム・クロックの店からソム・タム(1袋20バーツ≒60円)とガイ・ヤーン(腿肉1本30バーツ≒60円)をテイク・アウト。自分の部屋で、冷えたタイ・ビールを飲みながら、NHK国際放送の大相撲九州場所を楽しんでいます。
最近、ソム・タム(タイ・サラダ)の不潔な作り方が、新聞紙上で物議をかもしているようですが、マダム・クロック店のソム・タムならば安心です。