最近、バンコクのビル壁や電車の走る高架の桁に、英語とタイ語で大書されたキャッチフレーズを見かけるようになりました。

バンコク商業街の中心地・ラーチャプラソン交差点に出現したタイ語と英語のキャッチフレーズ
外国人向けには、英語で 『 Bangkok・・・City of Life 』 と書いてあるのですが、タイ人向けには、『 กรุงเทพฯ * ชีวิตดี ๆ ที่ลงตัว 』(クルンテープ * チウィト・ディーディー・ティー・ロン・トゥア)と書いてあります。

バンコク・チットロム駅前のビル壁に掲示されたタイ語のキャッチフレーズ
タイ語の意味を僕なりに紐解くと、クルンテープ=BANGKOK、チウィット ディーディー=とても良い暮らし、ティー・ロン・トゥア=住む付く場所 となるのですが、これをコピーライターが英訳すると『 Bangkok・・・City of Life 』(バンコック・・・都会生活)となる訳ですが・・・

BTSサイアムスクエア駅に通じる遊歩道(スカイウオーク)に掲示されたタイ語のキャッチフレーズ
僕の個人的見解ですが、『 バンコク = 住むのに良い場所 』とはとても思えないので、このキャッチフレーズの真の意味は、『 なんとかして、バンコクを住み良い場所にしたいですね 』という、アピラック知事の強い願望が込められた宣言書のような気がしてなりません。

高架電車の桁に掲げられた英語のキャッチフレーズ
先日から、バンコクの酷い排気ガスと交通渋滞、袋小路だらけの道路事情などを揶揄したり、バンコクの無用の長物と題して、自転車の専用道路、タクシー呼び出し機など等と、皮肉的な記事ばかり書いてきた僕ではありますが・・・・
本当の気持ちとしては、新進政治家のアピラック知事(前GMM グラミー社のCEO=注=)に、『 the quality of life and environment for Bangkok 』の実現に向けて果敢に取り組んで戴きたいし、汚職まみれの政治家とは一線を画して、名実共に、神仙の都、偉大なる都を構築して欲しいと心から願っているのです。
アピラック知事にエールを送りたいと思います
=注= 国内と海外アーティストのイベントや楽曲の作製と国内販売と輸入/輸出などを幅広く手がける音楽関係の会社。
補足説明:
タイ人はタイの首都名を『 クルンテープ・マハーナコン 』と呼びますが、これは、西暦1782年頃に制定されたタイの長い首都名の一部を採ったもので、『 神仙の都・偉大なる都 』 を意味します。

タイ人向けに『 クルンテープ 』、外国人向けに『 BANGKOK 』と記された首都に向かう国道の交通標識
現在、外国人用の呼称として通用している『 BANGKOK 』は、アユタヤ王朝の16世紀頃に、チャオプラヤ河口の湿地帯(現在のトンブリー地区)の中にあった寒村の『 バーンゴーク 』
( Baang-kook บางกอก )に由来していると伝えられています。
バーンゴーク=BAANG-KOOK とは、『 アムラ卵の木のある水辺の集落 』 という意味ですが、16世紀当時に此の地区に初上陸したポルトガル船員が、BAANG-KOOK บางกอก を訛って BANGKOK と発音したのが起源だろうと言われています。

バンコク商業街の中心地・ラーチャプラソン交差点に出現したタイ語と英語のキャッチフレーズ
外国人向けには、英語で 『 Bangkok・・・City of Life 』 と書いてあるのですが、タイ人向けには、『 กรุงเทพฯ * ชีวิตดี ๆ ที่ลงตัว 』(クルンテープ * チウィト・ディーディー・ティー・ロン・トゥア)と書いてあります。

バンコク・チットロム駅前のビル壁に掲示されたタイ語のキャッチフレーズ
タイ語の意味を僕なりに紐解くと、クルンテープ=BANGKOK、チウィット ディーディー=とても良い暮らし、ティー・ロン・トゥア=住む付く場所 となるのですが、これをコピーライターが英訳すると『 Bangkok・・・City of Life 』(バンコック・・・都会生活)となる訳ですが・・・

BTSサイアムスクエア駅に通じる遊歩道(スカイウオーク)に掲示されたタイ語のキャッチフレーズ
僕の個人的見解ですが、『 バンコク = 住むのに良い場所 』とはとても思えないので、このキャッチフレーズの真の意味は、『 なんとかして、バンコクを住み良い場所にしたいですね 』という、アピラック知事の強い願望が込められた宣言書のような気がしてなりません。

高架電車の桁に掲げられた英語のキャッチフレーズ
先日から、バンコクの酷い排気ガスと交通渋滞、袋小路だらけの道路事情などを揶揄したり、バンコクの無用の長物と題して、自転車の専用道路、タクシー呼び出し機など等と、皮肉的な記事ばかり書いてきた僕ではありますが・・・・
本当の気持ちとしては、新進政治家のアピラック知事(前GMM グラミー社のCEO=注=)に、『 the quality of life and environment for Bangkok 』の実現に向けて果敢に取り組んで戴きたいし、汚職まみれの政治家とは一線を画して、名実共に、神仙の都、偉大なる都を構築して欲しいと心から願っているのです。
アピラック知事にエールを送りたいと思います
=注= 国内と海外アーティストのイベントや楽曲の作製と国内販売と輸入/輸出などを幅広く手がける音楽関係の会社。
補足説明:
タイ人はタイの首都名を『 クルンテープ・マハーナコン 』と呼びますが、これは、西暦1782年頃に制定されたタイの長い首都名の一部を採ったもので、『 神仙の都・偉大なる都 』 を意味します。

タイ人向けに『 クルンテープ 』、外国人向けに『 BANGKOK 』と記された首都に向かう国道の交通標識
現在、外国人用の呼称として通用している『 BANGKOK 』は、アユタヤ王朝の16世紀頃に、チャオプラヤ河口の湿地帯(現在のトンブリー地区)の中にあった寒村の『 バーンゴーク 』
( Baang-kook บางกอก )に由来していると伝えられています。
バーンゴーク=BAANG-KOOK とは、『 アムラ卵の木のある水辺の集落 』 という意味ですが、16世紀当時に此の地区に初上陸したポルトガル船員が、BAANG-KOOK บางกอก を訛って BANGKOK と発音したのが起源だろうと言われています。