バンコクのエラワン・ホテルに逗留している旧友を訪ねました。エラワン・ホテルの建物内のエアコンの効いた通路は、僕が大学に通う時に利用する通学路でもあるのですが、高級感溢れる南国ムードの草木と池が設けられていて、宿泊客や通行客の心を癒してくれます。

タイに魅せられてロングステイ
南国ムードが漂うエラワン・ホテル内の通路。 硝子越しに電車(BTS)の高架が見えます。

最近のタイの高級ビル内は、南国ムードを醸し出す雰囲気作りに力を入れているような気がします。この日、エラワン・ホテルの後に訪れたタイ証券取引市場やボーンチャイナの代理店が入居しているシントーン・タワーにも、南国ムードの漂う豪勢な植栽と超ミニ日本庭園が設けられていました。

 
シントーン・タワーの癒しの植栽と超ミニ日本庭園

エラワン・ホテル内に植栽されている南国の木や潅木の根元の池の中に、なんと日本の錦鯉の群れが泳ぎ回っていました。宿泊客と思われる白人やタイ人が、驚きの声を上げながら、金、銀、赤、橙、白などが混じり合った色とりどりの鯉を眺めていました。

毎日のように歩いている通路なのに、何も気付かずに通り過ぎていた自分の迂闊さに恥じ入るばかりです。


タイに魅せられてロングステイ
エラワン・ホテル内の池の中で群れる日本の錦鯉

ホテル・スタッフのタイ人男性に 『 この魚の名前は、タイ語で何と言うの? 』 と聞くと、一呼吸置いてから、『 プラー・カープ ปลาคาร์ป 』という回答が戻って来ました。プラ ーปลา はタイ語で魚を意味しますが、カープ คาร์ป は英語です。彼曰く、タイ語には『 鯉 』を意味する言葉が無いので、英語で表現するしかないとの事でした。

僕のような面倒臭がりやは、日本に一時帰国するのが憂鬱になることがあるのですが、それでも、このような手の込んだ日本の癒しに接すると、存外に嬉しくなるものです。

毎日のように行き来するエアコンの効いた通路で、毎日のように日本の癒しに接することが出来るなんて幸せです。楽しみが増えました。