ここのところ、ゲーオ・マンゴーン(火龍果)を食べる機会が少なくありません。数日前に、タイ東部のラヨン県に出張した時も御馳走になりましたが、昨日の晩餐でもたらふく食べました。

タイに魅せられてロングステイ
外皮を剥く前のゲーオ・マンゴーン(火龍果)の姿

今が旬のなのでしょうか? 最近の傾向として、完熟したゲーオ・マンゴーン・ヌア・デーン
(赤い果肉の火龍果)を食べる回数がが多いような気がします。

ゲーオの意味は “価値ある最高のもの”、マンゴーンは “龍”、ヌア・デーンは “紅い果肉”を意味するタイ語ですが、外国人からは、紅い果肉のドラゴン・フルーツと呼ばれています。
(下写真)


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ゲーオ・マンゴーン・ヌア・デーン(赤い果肉の火龍果)

ドラゴン・フルーツには、紅果肉(上写真)と白い果肉(下写真)があります。
大型店の人の話によると、通常は 『 白い果肉 』 がキロ当たり55バーツ前後。『 紅色の果肉 』 が60バーツ前後だそうです。ところが、『 紅色果肉 』 が出回ると、『 白果肉 』 は35バーツ程度に落ちてしまうこともあるとか。

ところが、市場や道路端の屋台の果物売りが店じまいする頃に、売れ残った紅果肉のドラゴン・フルーツが、キロ当たり20~30バーツ程度で叩き売りされているのを見たことがあります。新鮮さを売り物にする果物商売の難しですね。


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白果肉のゲーオ・マンゴーン

時には、てっきり完熟した紅果肉のドラゴン・フルーツだと思い込んで買ったのに、外皮を捲ってみると・・・アレマ! 薄桃色の果肉が出て来て期待を大きく裏切られることだってあります。(下写真) 

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薄桃色果肉と紅色果肉のゲーオ・マンゴーン

しかし、薄桃色だからと言って、決して不味いと言うことではなく、これはこれで、それなりに捨て難いものがありますので、決して騙されたなんてことにはならないのですが・・・・・

僕の好みは、どちらかと言えば、味が淡白な白果肉のゲーオ・マンゴーンです。しかし、紅果肉のゲーオ・マンゴーンが出る頃になると、季節の移ろいを味わいたくて、白果肉よりも少し甘いゲーオ・マンゴーン・ヌア・デーンに浮気心を抱いて、ついつい手を出してしまいます。

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