今週から、社会学部歴史学科の 『 アユッタヤ王朝と近隣隣国の関係史 』 が本格的に始まりました。

今日は、クメール王朝(カンボジア)とチャンパー王朝(ベトナム)の纏めを指示されていた女学生2名がOHPを使っての発表です。

僕が現役だった頃の会社のタイ人女性管理者もそうでしたが、タイ人女性は、人前で自説を発表する 『 度胸 』 に関しては、日本人よりも数段優っているような気がします。今日の女学生二人も、オドオドするようなところは全くなく、堂々たる発表でした。

但し、OHPの使い方、つまり発表方法に関しては問題ありです。
彼女達は、自分の作成した文字中心のレポートを、そのままOHPフィルムにしているだけなので、ビジュアル性に欠けていて、発表資料としての訴求性が低いのです。

プレゼンテーションをする『 度胸 』 はタイに軍配があがりますが、プレゼンの 『 要領 』 に関しては、日本人に一日の長があるように思います。

発表内容に対する質疑が終わると、全員が発表に関する意見や関心事項をA4一枚程度に纏めて提出しなければなりません。僕も、当然のことですが、例外ではありません。

最近、ミニ・レポートの突発的作成と提出が多いので、誤字を防ぐために日タイ辞書を常時携行することが多くなりました。そのお陰で鞄の重いこと・・・・まいってしまいます。

授業の終了間際、Ms.P 助教授が僕に曰く、
アユッタヤと日本の関係史を来週の授業で発表して下さい
根拠となる文献類も明示して下さいね

Ms.P 助教授は、僕を聴講生としてではなく、通常の学生として扱うつもりのようです。

期待を裏切らないように頑張るしかありませんが・・・やはり、かなりシンドイです。