僕が時々お手伝いをしている会社の責任者から電話がありました。お手伝いとは言っても、時たま会議で意見を具申する程度のことですから、たいした仕事ではありません。

彼 『 アメリカに出張してもらえませんか?
僕 『 アメリカが嫌になってタイに移った僕が、またアメリカですか?
彼 『 ぜひともお願いします
僕 『 ・・・・
彼 『 年末までの間だけですから
僕 『 ・・・・
彼 『 話の続きは食事の席でしましょう

Qホテルの和食レストランで高級料理に舌鼓を打ち、久しぶりの大吟醸酒でほろ酔い気分、気がついた時には、ナイト・クラブのVIP部屋で下手なカラオケを唸っていました。

彼 『 来月はアメリカでお会いしましょう
僕 『 すみません、本当に勘弁してください

かなり酩酊してからのことだったと思います、

彼 『 航空券送りま~す
僕 『 待っていま~す

酔った勢いで、アメリカ出張を約束してしまいました。

アララ、タイ語の勉強はどうなるのでしょうか?