初級2の時の読解力テストの長文はA4用紙1枚以内でしたが、初級3の読解力テストは、
A4用紙で4枚あり、1枚毎に独立した長文が印字されています。つまり初級2の時よりも4倍の速度で読解する力が求められます。

長文の文章内容の難易度も高くなりました。内容の論理的展開を理解する難しさもありますが、タイ語独特の言い回し表現がかなり多く、おいそれとは回答できないような出題が目立ちます。

4話に渡る長文読解ですから、設問に回答する時間配分がとても重要になります。先ずは、4話の長文を速読して、どの問題から手を付けるかを即断することが大切になります。

長文読解の僕の成績は、大海の波動のように頂点( 85% / 100% )と底辺 ( 50% / 100% )の差が顕著に出るので困り果てています。特に時間配分を誤った時は、覿面に悪い結果が出てしまいます。

更に、設問に回答する際のタイ文字単語の綴り間違いによる減点も目立ちます。文章作成の時の綴り間違いは ▲0.25点/1語)ですが、読解の時の綴り間違いは ▲0.5点/1語 と倍の減点となります。

それと、老眼鏡を掛けても雑誌の漢字が読み難い僕にとって、印字サイズが殊更に小さいタイ文字は、大きな悩みの種になっています。 老眼鏡だけで、 ด. ค. ต. ข. ฃ. ซ. ภ. ถ. ป. บ. の違いを判読するのは至難の業なので、倍率の高い天眼鏡(凸レンズ)も買い揃えました。

何よりも大切なことは、タイ文字の長文読解試験がある前日ともなれば、しっかり睡眠を取って両眼を休めることだと思います。英気を養うと言って飲酒するなどもってのほかですね。