今日は国立T大学近くの市場の中にある食堂の2階で集合修了式がありました。

初級課程の 『 話す・聞くGr. 』 と 『 読み・書くGr. 』、そして僕が属していた中級課程の 『 話す・聞くGr. 』 が一緒に迎える修了式なので、学生の数は20人を超えています。

先生は教養学部の準教授、助教授、講師、助手の皆さんが10人余り参加していました。

各個人がそれぞれ注文したタイ料理が届くまでの時間を利用して、各人の名前が呼ばれて終了証が手渡されました。初級の人は初々しく、中級の人は中級に相応しい表現を用いて、授業の感想や先生への感謝を述べます。

数ケ月前には挨拶もろくに出来なかった僕たちが、今では自分の心に浮かんだ気持ちを、ほんの少しですが口頭で表現することが出来るようになりました。

僅か72時間しか受けていないタイ語教育ですが、この教育メソッドには大変なノウハウが蓄積されているような気がします。少なくとも、日本の英語教育よりは遥かに優れたノウハウが含まれていることだけは確かです。

残念ながら、殆どの同級生は、帰国しなければならないらしく、上級タイ語に進級する人はいません。この学校は、学校の立地条件の所為なのか、規定の生徒数が集まらないという理由で、しばしば閉講になることがあるようです。

僕の次の目標は、タイ文字の勉強を始めることですが、具体的な方法論は未だ決めていません。暫くは自由時間を楽んで、次に進む学校を出来るだけ早く選択することにしたいと思います。