広島は、宮島や原爆ドームなど世界遺産が2つもある都市なので、妻と泊りでゆっくり訪問しようとも思っていたが、出張スケジュールに午前中空きがあったので、早めの新幹線に乗って一人でお城見物。
バスで2駅 県庁前で降りてお城に向かうと大きなお堀越しに、太鼓櫓~多門櫓~平櫓(平成元年から6年復元)が続き、御門橋を渡って表御門をくぐって入城すると、そこが二の丸。 御殿が立ち並ぶ他の城の二の丸に比べて規模は小さく馬出としての役目。
太鼓櫓
平櫓と表御門
平櫓内部
多門櫓内部
太鼓櫓内部
石橋を渡って右折れすると本丸を守る中御門跡(しっかり枡形になっている) 本丸は2段になっており、広島護国神社、広島大本営跡が在りたいそう広く御殿もこちらにあったようだ。
爆風で枝の折れたマルバヤナギ
被爆の熱で赤くただれた石(中御門跡)
さらに小高い丘を北西隅に進んだところに昭和33年に再建された五層の天守閣。
白漆喰に黒い板で覆う「下見張張」の外観は威風堂々、戦前の国宝城を懐わせるに足る。
東小天守・廊下跡から
公園内は樹木が高いので、天守閣が望めるところが少ないが、写真には、隅に建っているので北西側からお堀越しがベストアングルか。
天守の中の展示物も、毛利(112万石)、福島(49万8,223石)、浅野(42万6,500石)と3大大名の居城だけあって内容も充実している。
蓋のある狭間
仕事に間に合わないといけないので見物もそこそこに石垣探索へ
福島正則が無断修復を秀忠にとがめられ取り壊した石垣の跡 しかし幕府が指示したのは別の場所だったので、従わなかったとして改易された(怖)
東廊下下の石垣
急ぎ足での見物になったが、これで44/100名城 達成