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HP：オフィス飛躍
『Hong Kong LEI』エッセイにて✨
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働き方、ビジネス、生き方の可能性を
広げる情報を発信するブログです！
海外在住25年以上の視点や海外でのお仕事、
暮らしの情報なども時々、書いています。
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自分で選択したことを主体的にやっていきたい
ビジネスコーチ・プロデューサーの井上ひろみです✨
わたしは現在、会社員を卒業して
フリーランスのコンサルタントを
自分の仕事としています。
大きく働き方を変えたのは、
日本にいた高齢の父の世話をしたいということと
家族の状況がそれをゆるしてくれたから。
日本に戻ってゼロからやり直しをするのに
会社員よりも、フリーの方が自由がきくという理由からでした。
会社員の働き方も好きだったんですよ☺️
あのまま香港にいたら、きっと今も会社員です。
ただ、会社員時代に上司に言われたひとことは
わたしの中で「こんな働き方は嫌だ！」
と心から思ったこと。
あなたが管理職、リーダー、経営者なら言わないほうがいいし、
子育てでも、子どもには言わない方がいい言葉。
今日はその時の話をシェアします。
なにか感じ取る、学ぶことがあるはず✨
わたしは忘れません。
当時の上司に言われたことば。
「言われたことだけやっておけばいい」
ーーー
アラフォーで中途採用で入社し、
仕事を始めた当初は、仕事を覚えることが必死で
まったく余裕なんてありませんでした。
でも、仕事を覚えてきて、
自分で考えて、仕事をすることができるようになると
自分の仕事が会社の中で
どこのどの部分をしてて
グループ会社のどんな立ち位置なのか？
どんな影響を社会に与えているのか？
知りたくなってきました。
当時は、これからグローバルに展開していくという
ユニクロで有名な ファーストリテイリング社を
主に担当していましたが、様々な企業が介入してて
私が担っているのは、本当に小さいところ…
というのはわかっていました。
けれど、ある日、上司に聞きに行きました。
「グループ会社（海外・日本）の中で、
この会社はどんな立ち位置にいて、
何が大きな役目で、わたしが関わっているこの仕事は
どの部分を担っているのか？」
確かに、こんなこと聞かれたら、
面倒な部下だな…
と思いますよね。笑
当時の上司は
「井上さん、そんな難しいこと聞かなくても
言われていたことだけをやっていればいいのよ。」
とわたしに言ったのですが、
何のためにやっているのか？
やることに「何にでも意味を持たせたい」わたしは、
仕事をしていく中で、
教えてくれないならと自身で模索していきました。
そして、
「言われたことだけやっていればいい。」
という言葉は、
やる気を削ぐ言葉なんだなと学び、
そんな働き方だけはしないと
自分に言い聞かせました。
だって、意味のないことなんて
世の中にないし
自分のやっていることが、末端であっても
どんな風に役に立っているのか
知ることで、仕事に対する意味づけも変わるものです。
そして、その時に思ったものです。
自分が上司になったら
末端メンバーといわれる子たちにも、
自分の仕事の「意味」も「意義」も伝えたいと。
そして、自分がはじめて管理職になり
35名の部下ができたとき、あいさつの後
こんなことをミーティングの席で伝えました。
『私たちがつくっている商品、
そして、品質管理しているこれらの商品は、
これから中国の中でも当たり前に見る商品になっていきます。
そして、みなさんが関わっているこの商品は、世界中で販売されています。
今まで、「何を作っているか正直わからない。」
とみなさんが言っていましたが、
あなた自身が関わった商品を、
家族にも知り合いにも誇れる日がやってきますし、
あなた自身も手にとって自分で購入する時がきます。
なぜなら、これから数年にかけて、中国でもこの商品が販売されていくから。
そして、みなさんが関わっている１つひとつの業務が改善し、
効率が上がることで、会社全体の利益につながり、
あなたのお給料にも還元されます。
わたしは、ただ生産しろ、仕事をしろというのでなく、
仕事を通して、みなさんが働くことに喜びを持って欲しいと思いますし、
それが還元されるようにしていきたいと願っています。
これから、大きなプロジェクトの計画がされていますが、
ますます、この拠点が重要になってきますし、
皆さんにとってもやりがいのある仕事になっていきます。
一緒に頑張っていきましょう！」
というようなことを話しました。
今考えると、熱いメッセージですね。笑
スタッフはやばい日本人が来た…
って思ったかもしれません。
でも、
後でメンバーの中の数人が伝えてくれました。
「あの時のメッセージは、井上さんが来てから
会社が変わるって思ったし
すごく自分たちの仕事に対して
意味を持たせてくれたんですよ☺️
自分も、仕事も成長するんだ！ってワクワクしました」
と…
素直にうれしかったです
もちろん、このメンバーのような人
ばかりじゃないですが、
熱い想いが伝わり
良い影響の波になってくれたようでした。
言われたことだけやってたらいい
あなたが言われたら
どう思いますか？
わたしはそれが現実であっても
イヤでした。
自分自身が大きな会社の歯車の１つと
言うのは本当でしょうが
歯車だったとしてもそこにある意義を握って
大切な部品の１つになりたかったから。
主体的に動くことはとても大切なこと！
人は言われて動くのではなく
自分から「やりたい」「成果を出したい」「成長したい」
と思って行動をしていくなら、その通りになっていきます。
リーダー、管理職、経営者の方には
ぜひ、メンバーがどう思うか？
どうしたら、主体的に動いてくれるか？
意識していきたいですね。
では！
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