井上ひろみです。
人にはそれぞれ
1つや2つ、大きな転機になるようなことが
あるんじゃあないでしょうか?
わたしにも小さいながらも
いろんな転機があり
決心しなくてはいけなかったことがありました。
今から書くことは、
人生の中で大事件
に匹敵することでした。
では、わたくしごとですが
国際結婚へ至った、わたしの道
続きです...
今までのストーリーはこちら。
[国際結婚への道]出会いから結婚まで② バックパッカーの旅の帰国後…
(ある日の香港の空)
例の香港の彼とは、
手紙や国際電話で連絡を取り合っていました。
(当時は、スマホなんてありませんでした。)
でも、なんかずーっとこのまま行くのかな~
会いたいときに会えないなんて
もどかしいな~。
そんなことを思いながら
香港で就職することを考え出していました。
そうすれば、彼の住む香港に住める
資料を集めたり、語学のブラッシュアップ(上達)、
いろいろやり始めていた時でした。
そんな時です...
体調の変化に気が付いたのは...
いわゆる
あれです
あれが
こないんです...
月一でやってくるはずのものが来ない
「まさか...」
びっくりしました
こんなことがあっていいの...と。
確かめるために
仕事の帰りに寄った薬局で
買った検査薬を使って
試してみると...
陽性....でした。
妖精を見た瞬間
どうしたらいいのか分からなくって...
友達が看護婦をしていた病院で
もう一度、きちんと検査をしてもらいました。
「おめでとうございます
妊娠してますよ。
これからのことは、彼と充分お話してくださいね。
わたしたちは、あなたを応援していますよ...」
友達から、結婚はしていないことを
聞いていただろう先生に
明るく、はっきりと言われた。
そして、
まだ、形にもなっていないような
小さな赤ちゃんの写った写真を
見せてもらった時に
自分の中に新しい命があるという
不思議な感激と
これからの不安と
何をどうすればいいのか分からない
ぐちゃぐちゃな気持ちで
友達と先生の前で泣いてしまいました
その時、女性の先生でしたが
優しく背中を撫でてくれていたのを今でも覚えています。
その日の晩に
彼に早速電話をしてみました。
「落ち着いて聞いてね。
実は、妊娠したのよ。
もう、病院にも行って確認もしてきたのよ」
これを言うのも
本当は結構勇気が必要でしたが
冷静にいえていたと思います。
後で彼に聞いた話だけど、
電話をかけたこの時
彼は、友達と彼のお義母さんを交えて
香港名物!?マージャン大会の真っ最中で
楽しんでいた時だったらしい...
「そ、そうか...」(彼)
それ以上のことは
当時、わたしも何を話したのか覚えていないんですよね...
また翌日に
電話で話している時
わたしから、勇気を出して
こう切り出した。
「ねえ、結婚してくれる?」
いわゆる、プロポーズの言葉ですよ。
言っちゃいましたよ。
わたしから...
理想とは、まったく違ったこのシュチュエーション...
なんて言われるんだろう?
もしかしたら...
不安な気持ちがよぎる。
彼は...
「うん。」
「でも、
それを言うのは男の役目だろ
僕からもう一度言うよ」
「結婚してくれる」
「えっ〜〜〜〜〜」
本当にびっくりしましたね。
「ありがとう...」
と、なんとか言えました。
あの時は、驚いて嬉しくて
泣かせてもらいました。
一生のうちで何度あるか分からない
うれし泣きでした
この時に、お互いの結婚の意志は
固まっていたわけですが...
実際に言葉を、聞くまでこわいですよね。
その後、お互いの親に
あいさつすることになりました。
実はわたし...、
「30歳を過ぎるまで絶対に結婚はしないからね」
と、言い張っていたんです。
そんなことを言っていたくせに
驚きの
親不孝の
でも後には(後になりますが)、
彼らに喜びをもたらしてくれる…
結婚と孫(お腹にいる赤ちゃん)のことを告げたんです…
反応は...
その時は、父は無視でしたね。
完全に
彼があいさつのために
日本の実家に来たときは
殴られるのを覚悟で
来てくれました。
しかし、
それから、約3ヵ月後
わたしは、彼に日本に迎えに来てもらい
共に新しい生活と結婚のため
香港に向かいました。
そして、
香港について
2ヵ月後
わたしたちは晴れて
正式に夫婦になることができました
これからの香港生活が
どんなことになるかも知らないで...(ホホホホ)
香港生活
結婚生活でありましたが
こども二人に恵まれ
当時、多くの人は、わたしたちの結婚は
ギャンブルのようだと言いました。
出会ってから1年も経たずに
結婚したから、
実はお互いのことなんて
なんにも分かっていないと思ったようです。
(離れている時の方が長かったし...)
そりゃそうですよね。
最初こそ、反対をした両親でしたが
娘を送り出してくれた今は亡き母、
今は、歳をとった父に感謝をしています。
もちろん今でも
結婚生活いろいろありますが
ひとつも後悔はありません。
国際結婚への道。
そして、ここは、単に第2の人生の始まりに過ぎなかったことを
当時のわたしは知る由もありませんでした。笑
(結婚への道。終)
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