(ビクトリアピーク ハイキングコースからの眺め)
井上ひろみです。
はじめて会った方によく聞かれる質問は、ほとんど同じ。笑
『どうして、香港にいるのですか?』
『香港には、どれくらいいるのですか?』
『23年です』
と答えると、ほとんどの方は
『とても長い間香港にいるのですね。』
『お仕事で来たのですか?ご結婚ですか?』
『結婚ですよ!』
と言うと
もう必ず
『どうやって、旦那さんと知り合ったんですか?』って聞かれます。
いつも同じパターンですが、
基本仕事の商談時には、この手の話はにごします。笑
実は、先日も仲良くなったお取引先の人に聞かれて
勿論、そんな詳しく話しませんが
思い出しちゃったので、ブログに書いてみようと思いました。
懐かしくもあり
感慨深い...20年以上も前の話のことです![]()
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実は、始めて香港に来たのは偶然でした。
当時、まだ、20代前半だった私は
オーストラリアに行って、バックパックひとつを背負い
オーストラリア1週の一人旅を約1年かけてしました![]()
その後、アジアに北上。
オーストラリアから、アジアへ
オーストラリア→ブルネイ→シンガポール→マレーシア
その間に美しい景色、自然、
たくさんの出会い、別れ、感動
ハプニング、充実感がありました![]()
時には、国境を歩いてわたっていた時
日本人カップルに
「あの人、日本人か、そうじゃないか賭けてみよう。」
と、賭けの材料にされたり...![]()
(女1人で怪しかったみたい...)
時には、2,3時間で着くべきところを
おんぼろバスの故障で8時間ほどかけて
空いている道路をノロノロ走って次の街へ行ったり....![]()
時には、ま夜中に予定場所に着いてしまい
間違ってとんでもないところに
泊まってしまったり...笑
(面白いネタなので、いつか書きます。)
時には変態野郎にずっと車でつけられ
(わたしは自転車)
怖い思いをしたこともあったし...![]()
でも
楽しかったんですね![]()
マレーシアまで来て、
本当は、そのままタイに行き
インド、それから中近東の方に行って
ヨーロッパまで行こう
そう、予定を立てていたのに
(長期の旅を計画してたんですよ
今から思えばずいぶん大胆...)
でも、マレーシアのペナンで
「あ、日本に帰ろう...」と
突然思ったんですね。
予定大幅変更![]()
でも、直行で日本に帰るのは
なんかもったいないような気がして
ペナンから香港に向かったんです。
これが始めて香港に行くきっかけです。
(最初のプランでは、予定に入ってなかったので。)
わたしが始めて香港に降り立った時...
今はなき、カイタック空港があったんです。
こんな風景もみられました。懐かしい~。
(画像はお借りしました)
住宅街スレスレの低飛空。
刺激的な離着陸。大好きでしたあの空港。
飛行機が街の中に降りて行く、
(街の中に空港があったので)
なんとも言えないこの香港に
興奮しましたよ。
空港に着いて
「もう、最後の場所だし
少しはいいとこに泊まろう。」
そう思って、
バックパッカーの溜まり場、
チョンキンマンションに泊まるのは止めて
中級よりは上だろうと思われるホテルに泊まることにしたんです。
しかし、電話をかけてもかけても、
どこも満室で部屋がなく
最後に電話したモンコックの一角にある某ホテルが
1室なら空いているとのこと。
これを逃したら、もう部屋はないかも...
と思って、空港から予約したんです。
ホテルに着いてチェクイン![]()
しかし、このホテル料金はものすごく高くって、
(他にもたくさん高いホテルはあったけど)
通された部屋は最後に残っていた部屋らしく
値段の割りに納得のいく部屋じゃあなかった...
部屋にいて、
あの頃よく利用していた「地球の**方」を眺めていたら
このホテルの料金設定が
わたしの払った金額よりも半額以下!!!
ハイシーズンとローシーズンで
これだけ値段の差があることを知らなかったわたしは
(どれだけ安く泊まれるかが喜びの
貧乏バックパッカーだった)
![]()
憤慨![]()
![]()
フロントデスクに速攻苦情を言いに
「ちょっと、あなたのとこのホテル高すぎじゃあないの
この本 見てよ。この本(地球の歩き方のこと)。
このホテルの料金設定がわたしの払う料金の半分なんて
何か間違ってるんじゃあないの?
もしかして、ふっかけたの?」
無知とは、時に強気になれる。
フロントのお姉さんやお兄さんが
今は香港返還に向けて観光客が増えてきている香港。
それに、イベントがあると部屋の値段が高くなることなど
いろいろ説明してくれたけど...
香港の知識なんてまったくなく
あの本に書いてあった料金が
最低料金ということを考えもしなかったわたしは、
ずーっと、彼らにワケのわかんない
事を聞いていたと思う...
嫌な客だったんですね。
ホント...
「では、少々お待ち下さい」
と言って、お姉さん、お兄さんは奥に引っ込んでいった。
で、マネージャ―を連れてきた。
「フン!食い下がってやる」
「どうかなされたんですか?」
「こうこう、しかじか
おたくのホテル異様に高いと思うんですが
どうなってるんですか???
この値段じゃあ納得いかないので、安くしてくださいよ。」
「えー、あなたのおっしゃってることはよくわかりました。
でも、ホテルのハイシーズンでどこのホテルに行っても
高いですよ。
それに最近は部屋が空いている状態ではなかったんです。
今日部屋が1つ空いていたことは
幸運ですよ...」
と言われた。
「幸運。。。
でも、あなたもこの料金は高いと思いませんか?」
と聞いてみた。
「そうですね。
安くはないかもしれません。
で、
あなたは、お金がなくて困ってらっしゃるのですか?」
「お金に困って...
いやいや、お金に困ってるというんじゃあなくてですね、
(実際そうであってもそう言わなかったと思う...)
今まで、アジアの国を旅して来ましたが
こんなに高いのは始めてです。
で、ガイドブックと値段が全然違うでしょ?
おたく、日本の旅行者を馬鹿にしてるんですか?」
文句タラタラ...
だったんですが、
いつの間にやら...
なぜか相手に乗せられて
自分の旅を熱く語りだした
めんどくさい客のわたし...
で、マネージャーの彼が言ったんです。
「わかりました。
あなたに協力しましょう![]()
ディスカウントしましょう![]()
」
「ありがとう。
あなたのおかげで香港の印象が
よくなりました。
これで心置きなく楽しめそうです
」

実はこの時の彼が
のちにわたしのだんなになった人との
始めての出会いでした。
突然の予定変更
始めての香港
クレームを言った相手
まさかこうなるとは、思いもよりませんでした...。
人生とは予期できぬものです。
では
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