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②令和6年度 本試験分析会

2025年1月13日(祝・月)午後、渋谷にて、

「令和6年度マンション管理士・管理業務主任者 本試験分析会」

「合格祝賀会」

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  管理業務主任者試験、お疲れ様でした!

 

皆さん、こんにちは。平柳です。

 

管理業務主任者試験受験生の皆さん、今日の本試験、本当にお疲れさまでした!


持てる力を最大限出し切れましたでしょうか。

 

平柳塾としての「現時点での」予想解答一覧は下記↓のとおりです。

 

問1及び問30については、ちょっと色々と検討の余地がありますが、この辺りは可能であれば、機会を改めて記事にします。

 

塾生の皆さんからの報告では、40点超えの方も結構いらっしゃるのですけれども、今回の問題を見る限り、

 

・しょっぱな問1(民法)から難問

・多数の個数問題(11問)

・知らない論点・知識の問題

 

など、試験前のブログで色々書いた内容を意識せざるを得ない場面もたくさんあって、今年も大変な試験だったと思います。

 

そんな中でも、「なんとか最後まであきらめずに頑張った!」と言えるくらい頑張ることができたことを願うばかりです。

今回平柳「明治大学和泉校舎」というところで受験してきました。

 

マークシート回収時の試験官の「2度見(➡あなた2時間なにしてたの?)」にもそ知らぬふりをして、マークシートは白紙で提出です。

 

もちろん、2時間目いっぱい使って、本試験中に全問・全肢を分析して、受験生目線での回答のしやすさの観点からの「ランク付け」をしてきました。

 

  付け焼刃の学習では難しい!

 

マンション管理士試験管理業務主任者試験も、

 

単なる「知識の有無」

 

にとどまらないことは当然ですが、

 

「基本知識の正確性」

 

さらには、

 

「知識の事例への適用力」

 

まで求められています。

 

やはり単純知識だけの「付け焼刃」の学習では合格が難しい試験です。

 

もっとも、試験問題の難易度がどうであれ、

 

マンション管理士試験なら上位7~10%程度

 

管理業務主任者試験なら上位17~20%程度

 

に入り込めば合格することは変わりません。


合格にたどりつく「魔法のような学習方法」などないわけで、結局はやるべきことを覚悟をもってやることができるかにかかってくるなというのは、毎年感じるところです。

 

 

  管理業務主任者の予想合格ライン

 

管理業務主任者本試験当日に公表しました予想合格ライン

 

37±1

 

としました。

 

とはいえ、どこの予備校や講師が出すラインも参考値に過ぎませんし、もう試験は終わって皆さんの結果は変えられませんから、予想ラインはあまり気にし過ぎないでください。


今後、平柳が今年度受注させて頂いた複数の研修企業から、合計600名超の受講生の皆さんのデータなども集まる予定ですので、またそのあたりの分析が終われば、それを踏まえて記事にしようかなと思います。

 

 

  本試験分析会について


今年度のマンション管理士・管理業務主任者両試験を徹底的に分析する本試験分析会」

 

令和7年1月13日(月)

 

渋谷で実施を予定しています。

 

今回頑張った方にとっては総括として、また、来年受験を考えている方にとっては学習の指針として、今回の問題の分析を含めたお話を致しますので、ご興味のある方は是非ご参加ください!

※学習方法論と主にマンション管理士の問題分析を行います。
 

本試験分析会のご案内等は、今後、マンション管理サポートセンター(➡コチラ)のページに掲載されます。

 

今後も一人でも多くの受験生の皆さんの合格につながるものをご提供できるように頑張っていきますので、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

  さいごに

 

試験も終わり、とにもかくにもホッとした方も多いと思います。

 

受験生の皆さん、本当によく頑張りました!

まずはここまで頑張ったご自身を褒めてあげて、心身ともにゆっくりとした時間を過ごしてくださいね。

 

いつも講義で強調してきた「過去問『で』の学習」、「合格への強い意欲」をもって努力を積み重ねてこられた受講生の皆さん、

 

平柳の執筆したTAC出版のテキスト、監修した日建学院のテキスト等をご利用くださった皆さん、

 

そして、

 

このブログを読んでくださっている受験生の皆さん、

 

皆さんの努力が実を結び、見事に合格されていることを心からお祈りしております。


2024年12月1日
平柳 将人

 

 

 

 

 

 

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【管理業務主任者 直前講座

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  いよいよ管理業務主任者本試験!!

 

皆さん、こんにちは。平柳です。

 

いよいよ令和6年度 管理業務主任者本試験の日がやってきました。

調子はいかがでしょうか。

 

緊張のあまりよく眠れなかった

 

という方もいらっしゃるかもしれません。

 

色々やりたいことがあったのに、十分にやりきれなかった

 

という方もいらっしゃるでしょう。

でも、

緊張していたって、眠れていなくたって、勉強が終わっていなくたって大丈夫。

あなたがそれを気にしていること自体、管理業務主任者試験にまっすぐ向き合ってきた証拠です。

 

まだ試験が始まってもいないのに、自分で結果を決めてはいけません。


何より大切なこと、それは、どんなコンディションでも、

気持ちだけは絶対に負けない!!

という、合格に対する強い想い。

 

最後の最後は「絶対合格する!」という合格に対する強い気持ちだけが自分の背中を押してくれます。
 

最後まで合格への強い気持ちをもって本番に臨みましょう!!

 

 

  本試験で注意すべき5つのこと

 

マンション管理士試験のときとほぼ重複しますが、今日の管理業務主任者本試験で意識すべき点を5つ述べておきます。

 

試験で意識すべき5つのポイント!

1.管理業務主任者試験は、問題を「素直に」見る!

 

2.まずは「知識・記憶」で解く!「思考」はその次!

 

3.今年の本試験は難しい」という気持ちで臨むこと!

 

4.一度出した答えは、よほどの根拠がない限り変えない!

 

5.「本試験では、必ず予想外の何かが起きる!」という心構えを忘れずに!

 

 

 

1.管理業務主任者試験は問題を「素直に」見る!


管理業務主任者試験は、マンション管理士試験と比べて、非常に「素直な問題」が多いです(簡単という意味ではありません)。


ですから、ヘンに考えすぎたり、ひねくれて読んだりすることなく、「素直に」「淡々と」処理していきましょう。

 

 


2.まずは「知識・記憶」で解く!「思考」はその次!


本試験では、

 

・過去問レベルの基本知識と記憶

  を使って、

・素直にテンポよく

  検討し、

正解肢になりそうなものを絞ること

 

が重要です。

 

これにより、最終的に選んだものが正解になる「確率を上げる」わけです。

 

そのためには、最初から「思考」で立ち向かうのではなく、

 

①知識・記憶➡②思考

 

の手順で検討することを忘れないでください。

 

①まずは考えるまでもなく知識・記憶だけで正誤を判断できる選択肢を処理し、

 

②それで答えが出ないとき「のみ」考えて答えを出す

 

ということです。

 

・見たことがない

・聞いたことがない

・内容が頭にスッと入ってこない

・考えないと正誤が出せない

 

という問題・選択肢は、今日の本試験でも間違いなくたくさん出てきます。

 

でも、条件は受験生みんな同じ。

 

・見慣れない内容の問題・選択肢は「手早くスルー(後回し)」
  して、
・「自分が勝負できる問題・選択肢」で確実に勝負する

 

という姿勢で臨みましょう!

 

2つに絞れたけれども判断に迷うときは、

 

「勉強した受験生なら、普通はどちらを選択するか?」

 

という冷静な視点で選択しましょう。

 

特に、冒頭の「民法」から解き始める方は、民法の細かい問題でペースを乱されないように、時間配分に注意して下さい。

 

繰り返しますが、まずは「知識・記憶」だけで判別できる選択肢を処理することを忘れずに!

 

 

3.「今年の本試験は難しい」という気持ちで臨むこと!

 

本試験は「質的に」模擬試験等とは異なります。

 

やり込んだ過去問とも違って「初見の問題」です。


その意味で、本試験が難しく感じられるのは、ある意味当然。

 

「できるはず」「できるかも」という気持ちで本試験に臨むと、試験中立ち直れないくらい叩きのめされます。

 

ですから、結果的に本試験が簡単だったとしても難しかったとしても、「難しいはず」という前提で本試験に臨む方が、危機管理としては正解です。

 

問題が難しくても、それは合格できないということになるのではなく、単に「合格点が下がるだけ」ですから、気にする必要はありません。

 

ペースを崩されることなく淡々と基本的な問題で勝負することが合格へのカギとなります。

 

直前に確認しておくと差がつく可能性のあることは、

 

 

に書きましたので、時間のある方はご参考に。
 

 

4.一度出した答えは、よほどの根拠がない限り変えない!

 

本試験の最中は、いつもとは環境も精神状況も大きく異なることから、「普通」でいるようでいて、まったく「普通」ではありません。

 

そのため、本試験が終わってから、

 

「あとから答えを直した問題がことごとく違っていた」

 

「なおさなければ○点アップだったのに」

 

「なぜ答えをあの選択肢に修正してしまったのかわからない」

 

ということが、非常によく起こります。

 

そこで、

 

■原則

いったん出した答えは、修正しない。

 

■例外

「条件の読み落とし」や「誤読」等、明らかに修正すべき根拠が判明した場合『のみ』修正する。

 

というルールで臨みましょう!

 

 

5.「本試験では、必ず予想外の何かが起きる!」という心構えを忘れずに!


最後になりますが、いつも言っているとおり、

 

本試験では、予想もしていなかった何かが必ず起きる!

 

という心構えで臨んで下さい。

 

忘れ物をしてしまったり、

 

人身事故で予定外の時間がかかってしまったり、

 

乗る路線を間違えたり、

 

会場を間違えたり、

教室を間違えたり、

 

座る席を間違えたり、

 

試験に遅刻してしまったり、

 

試験中に時計の電池が切れたり、

試験中に急にお腹が痛くなったり、

 

試験中に隣の人がブツブツ言いだしたり、

 

試験中に長机の隣の人が貧乏ゆすりをしだしたり、

 

試験中に長机の隣の人が消しゴムでむっちゃ消しだして机が大きく揺れたり、

 

試験中に試験監督員に大声でクレームを言う人がいたり、

 

試験中に救急車のサイレンが鳴り響いたり、

 

試験中に右翼の街宣車や応援団の大音量が聞こえてきたり、

 

試験中に誰かのスマホが鳴りだしたり

 

試験中に長机の真ん中の人がトイレに行くと言い出して端の自分が立たないといけなかったり、

 

試験中に地震が起きたり、

 

聞いたこともない内容の問題がたくさん出題されたり、

 

個数問題がこれでもかというくらいたくさん出題されたり、

 

残り時間10分でまだ10問もやらなきゃいけない問題が残っていたり、

…と、いろいろな「何か」が起きます。

もし今日の本試験で、
「よりによってこの本試験のときに…」と思うようなことが起きたら、先ほどの言葉を思い出してください。

これまで皆さんも経験してきたとおり、人生何か起きるときはいつだって「突然」です。

人間ですから、動揺もします。

しかし、そんなときでも、
「ああ、やっぱり『何か』が起きたか!」と少し客観的に状況を捉えることさえできれば、冷静に対処でき、結果も変わってきます。


さあ、時はきました。

ゆっくりと深呼吸をして、目を閉じながら、これまで自分がやってきたことを思い返して下さい。

仕事、学生生活、家事、子育て、介護、人付き合いなど、勉強以外の色々なことがある「大人の環境」の中、あなたはここまで本当によく頑張ってきました。


もしかしたら、今日の試験の最中に、問題が難しすぎたり、わからないことが多すぎて、「もうだめだ」と思う瞬間があるかもしれません。

 

でも決して忘れないで下さい。

 

「もうだめかも」と思ったときこそ、合格に一番近いところにいる!

 

ということを。

 

あともう少し。本当にあともう一歩です。

自分と自分のしてきた努力を信じ、持てる力をすべてぶつけてきましょう!!

平柳の講義を受講して下さったあなたが、そして、このブログを読んで下さった受験生のあなたが、本試験で持てる力を出し切ってこられるよう、心から祈っています。
 

最後の最後まで絶対にあきらめず、勇気を振り絞って全力で頑張って下さい!!!

 

それでは、また本試験後にお会いしましょう。

 

2024年12月1日
平柳 将人

 

 

 

 

 

 

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  いよいよ明日決戦!

 

皆さん、こんにちは。平柳です。

 

令和6年度の管理業務主任者本試験がいよいよ明日に迫ってきました。

 

泣いても笑ってもあと一日。

 

今日も一日、できる範囲で精一杯頑張りましょう!

 

さて、本日のブログは、「本試験に向けての注意事項」です。

 

マンション管理士試験向けの直前ブログで書いてきたことと重複しますが、改めて確認してみて下さい。

 

…とその前に、昨日のシリーズの続きで、「マンション管理適正化法」についても、ちょっとだけ触れておくことにします。

 

  マンション管理適正化法

 

ここでは、受験生の皆さんの手が回りにくい、適正化推進計画管理計画認定制度についてまとめておきます。

 

1.マンション管理適正化推進計画

都道府県・市・(一定の)町村が作成。

 ➡町村も作成可能である点に注意。

 

都道府県知事・市長・(一定の)町村長は、管理組合の運営がマンション管理適正化指針に照らして著しく不適切なときは、当該管理組合の管理者等に対し、勧告できる。

 

2.管理計画の注意すべき認定基準等

数字に関連するものを抜粋しておきますので、意識的に押さえておきましょう。

 

①集会が年1回以上開催されていることが必要
 
②直前の事業年度の終了の日時点における修繕積立金(※管理費ではない)3ヶ月以上の滞納額が全体の1割以内であることが必要

 

長期修繕計画の作成又は見直し7年以内に行われていることが必要
 

③長期修繕計画の実効性を確保するため、計画期間が30 年以上で、かつ、残存期間内に大規模修繕工事が2回以上含まれるように設定されていることが必要

 

組合員名簿、居住者名簿を備えているとともに、1年に1回以上は内容の確認を行っていることが必要

 

⑤管理計画の認定は、5年ごとに更新を受けなければ失効。

 

3.マンション管理適正化基本方針

これは、テキスト等に記載されているものを(長いですが)ざっと3回程度は「読み物として」読んでおきましょう。

 

手元にない方は、原文(➡こちら)をご参考に。

 

  本試験での注意事項!

 

1巡目は
「考えずに知識・記憶で解く!」

 

皆さんは、これまでの学習において

 

「なぜそうなるのか?」
「どうしてその結論になるのか?」

 

といったことを「考えて」学習してきたはずです。

 

それ自体は合格するために必要不可欠の非常に重要なことですし、

 

平柳の講義でも、受講生の皆さんにはさんざん「なぜそうなるんですか?」「どうしてそうなるんですか?」という質問・疑問を投げかける講義をしてきました。

 

しかし、矛盾するように聞こえるかもしれませんが、

 

本試験で最初に(1巡目に)問題を検討する際は「考えずに、知識・記憶だけで答えを絞る」ことが点数を上げるためのコツです。

 

というのも、最初から考えて解くと、基礎知識だけで確実に処理できる選択肢まで「迷い」が生じてしまうからです。

 

そのため、最初は「過去問レベルの確実な基本知識・記憶『だけ』」で検討し、それで選択肢を絞ったり、その問題の答えを出せたりしないかを検討するという戦略で検討していきましょう。

 

具体的検討手順の一例を示すと…

 

問題検討手順の一例

①4つの選択肢をざっと見て、なじみのあるキーワードが入っている選択肢から検討する。
 

②選択肢を読んで「知識・記憶だけですぐ正誤が判断できるか?」を確認。
ア)すぐ正誤が判断できる。

➡その選択肢の正誤を確定。
イ)すぐには正誤が判断できない。

➡ひとまずその選択肢は後回し。

 

③②の結果答えになる選択肢が1つに絞れたか?」を確認。
ア)答えが確実に1つに絞れた。

➡それをマークして次の問題へ。
※それ以上他の選択肢は検討しない(問50まで終えて時間が余った場合に戻る)。
イ)答えが1つに絞れない。

➡考えて答えがでそうか見極める(問題番号横の余白に簡単にメモを残す)。
※考えても答えが出なそうor考えるのに時間がかかりそうなら、問題自体後回しにする。


という感じです。

 

これにより、

 

確実に得点できる問題

 

端的に処理できると同時に、

 

時間を考えればできそうな問題

考えてもわかりそうにない問題

 

仕分けもできるので、精神的・時間的な余裕が生まれます。

 

 

民法でペースを乱されないように!

 

管理業務主任者試験は、例年問1~問4(又は問5)が民法関連の問題です。

 

民法では、毎年、過去問に出題されたことのない論点も含め、受験生のペースを乱すような問題が出題されています。

 

ですから、

 

民法の問題で時間をかけすぎない

 

ということを忘れずに。

 

最初の民法4~5問は、12分~15分を目安に検討するようにしましょう。

 

「登場人物が2人以上でてきたら、簡単な図を書く」ことも忘れずに。

 

本試験は、頭の中で考えるだけでは混乱してきますから、何度も問題文を読み返すなどというムダを省くために、必ず「(簡単で良いので)目に見える図」にして、それをもとに検討してください。

 

 

「計算問題」「個数問題」への
対処方法を決めておく!

 

本試験では、議決権等をもとに集会決議の成否を検討させる「計算問題」や、「適切なもの(不適切なもの)は『いくつあるか』」という「個数問題」も出題されます。

 

多くの受験生は、こうした問題に時間を取られ、ペースを乱されてしまいます。

昨年の管理業務主任者試験でも、個数問題は実に15問(!)
も出題されました(一昨年は10問)。

個数問題の数は、少なければ6~8問程度なのですが、最近は増加傾向にあります。

 

今年も相当な数の「個数問題」や「計算問題」を出題することで、受験生に心理的な揺さぶりをかける手法が使われる可能性は大いにあるわけです。

計算問題は、そもそも事例の整理に一定の時間がかかる上、本試験の緊張のさなかで計算を正確にしなければなりませんから、ミスが起きやすい問題です。

また、個数問題は、全ての記述を検討しないと正解にたどり着かないため、答えを出すのに非常に時間がかかる反面、受験生データを見ると「正解率が下がる傾向にある」ということが判明しています。

つまり、
計算問題や個数問題は基本的に「時間対効果(得点効率)が悪い問題」なのです。

 

意識しておいていただきたいのは、本試験では、

 

検討に5分かけて間違えるくらいなら、

5秒で適当にマークして間違える方がマシ
 

ということ。

 

そこで、これらの問題に対する自分なりの処理手順をあらかじめ決めておきましょう。

例えば、下記のいずれかの対処が考えられます。

 

①計算問題、個数問題については、解かずに飛ばして後回しにする!

とりあえず適当に何番かをマークして次の問題に行き、後回しにする!

見切りのための検討時間をあらかじめ決めて(「2分」など)、そのまま解けそうなら検討を継続し、そうでないなら次の問題に行く!


本試験で怖いのは、その問題を間違えることだけでなく、時間不足に陥ることで、時間があれば正解できるはずの他の問題まで得点できなくなってしまうことです。

おそらく、無意識的に処理方法が身についている方は多いと思うのですが、計算問題や個数問題への対応は非常に重要な戦略ですので、意識的な対応をするようにして下さい。

なお、「飛ばす」といっても、それは「捨てる」ということではありません。

あくまで、
「後回しにする」、つまり、「他の時間をかけるべき問題をきちんと解いた上で、残った時間で解けばいい」という意味ですから、飛ばすこと自体を躊躇する必要はありません。

要は、限られた時間の中でのタイムマネジメントです。

 

「持てる力で最高の得点を取る!」という意識で、どん欲に1点を積み重ねていきましょう!!

 

というわけで、今日のブログはここまで。

 

次回は明日、本試験当日の朝に本試験前最後の応援ブログをアップする予定です。また見に来てくださいね。

 

それでは皆さん、今日も一日、「使える時間を使い切ったぞ!」といえるよう、精一杯過ごしましょう!!

 

2024年11月30日

平柳 将人