金沢に着いてパイセンと合流。
リクエストしていたものを食べさせてくれるという事で、こちらに伺いました。
イ(にんべん)さん。
最初は『へー、イって珍しい名前だな。』と思ったら、『にんべん』という屋号でした。
築100年の古民家を改装したお店。
分かりづらいですが、左側が入り口。
で、引き戸を開けると。
表札ほどの看板と、その下にセンサーのようなものが。
パイセンがそのセンサーに右手をかざすと、ロックが解除されて自動ドアが開く。
これ、静脈認証のセンサーで、登録しておいた方のみ開錠できるんです。
要するに、ココは会員制のお店だったというわけ。
パイセン、さすがっすっ!
内装はモダン。
2階建ての店内は、贅沢にも吹き抜けになってます。
で、1階は立ち飲みで、2階はテーブル席。
会員制の立ち飲みってどういうことや。
九谷焼の食器類も美しい。
では、久しぶりの再会を祝って。
ソラチエースで乾杯っ!
錫のタンブラーがビールをより美味しく感じさせます。
お通しは鯖の南蛮漬け。
これだけで酒が進むわい。
となると、瓶ビールっ!
金沢で飲む赤星うめー。
注文はパイセンに任せて。
まずはう巻き。
金沢の方は鰻好きが多いそうです。
ふわトロじゅわー。
となると日本酒でしょう。
石川の地酒をチョイスしてもらいました。
黒毛和牛のローストビーフ。
火入れ完璧だし、肉自体の質が高い。
赤身だけど柔らかー。
で、お願いしていたものパート1。
のどぐろ様ーーっ!
30cmくらいありそうなとても立派なのどぐろっ!
う、美しい。。
繊細な身質に、それに不似合いなほどの脂乗り。
白身のトロと言われる所以です。
旨味も爆発、口の中で溶けていく感覚。
無論、この脂なので、かぼすを絞るとより味わいがアップグレード。
脳みそがおかしくなったので、正気に戻るためのお料理も。
蕪蒸しは中に海老や白子など。
お出汁の効いた銀餡がうまくまとめます。
で、お願いしていたものパート2が。
香箱蟹ーーっ!
どっひゃーーっ!
泣く子も黙るブランド蟹です。
これはもう理屈いらないでしょ。
外子・内子・脚の身を一緒に頂けば、天にも昇る気分。
一発目から贅沢しすぎたー。
パイセン、ゴチでしたっ!
会員制の和食店は一流の食材に一流の仕事!
滅多に来れない最上級のお店でした!
ご馳走様でした!