当家の卒FIT対策は蓄電池設置! | 電研鑽種

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電気軽自動車で仕事に赴く電気管理技術者ですー。趣味は蓄電と自己啓発、ブログは普段の生活をありのままに語る徒然草。常に自己研鑽する電気技師ゆえブログ名は電気主任技術者国家試験(電験)をもじってます(笑)

当家はあと2年でソーラー発電装置のFIT(電力固定買取価格)が終了します!

電気屋としてそれは痛いほど判っており、クルマの買替は電気自動車を選んでました。

2台あるうち1台の軽自動車が壊れた機会に三菱アイミーブを導入。これで当面安泰…のはずでした。

 

しかーし!長年勤めた会社をコロナ禍で腰痛悪化し退職、個人事業主になりアイミーブが作業車化、昼間自宅に居るとは限らないため当初のV2H設置計画から蓄電池導入へ転換を余儀なくされました。

どうせパワーコンディショナーが寿命を迎えるのは判っており、多くの代替機種を選んでいたところへ蓄電池業者が当家を訪問、話を聞いたのち「ハイブリッドパワコン」が効率良いと判りそれを導入することに。

工事は半年前に実施しました。従前に撮影した画像がないので適宜補足文面を入れます。

画像の左が分電盤、右が切替盤。真ん中の白い板は以前パワコンがついてた頃の電線穴を塞いでます。

これが蓄電池。田淵電機製アイビス7(7kWh)ですー。これひとつで一日分の電力を蓄えられます。

ちなみに電池の素材は燐酸鉄リチウムイオン。1万回の充放電に耐えうるので20年以上もつと考えられます。

場所を取るかと思いきや意外にコンパクト。

画像左側はエコキュート、右側が今回取り付けたハイブリッド型パワコン。ソーラーパネルで発電された直流電気をそのまま蓄電池(直流)へ蓄えられるため効率が良いです。さらに自宅一軒の電力をまるごと交流200Vへ変換供給できる全負荷型なんで100Vしか供給できない部分負荷型と違いエコキュートや電気自動車充電回路へも供給できますよ。

※電気自動車乗りとして一番気にした点です。

 

ちなみに自宅の電力需給状態は以下画像のパネルで確認できます。

このコントローラーパネルでモード切替が可能、卒FIT(電力買取が安くなる)時にモードを切り替えて自宅内電力を持て余すことなく蓄電池へためたり電気自動車充電回路へ供給できます…エコキュートも晴天なら深夜でなく昼間に稼動してもエエでひょ!?

 

かかった費用は250万円でしたが、キッチンガスコンロ⇒IHヒーター取替工事費も含んでいるため実質200万弱とみてます。そもそもソーラーパネル導入地点でオール電化にしなかったのは調理時間帯がソーラー発電時間帯と重ならなかったため、当時ガス釜も交換時期にありエコキュート導入だけでも3時間帯電力契約に変更できましたよ。今は新規契約できない貴重なプラン。

 

しかし当家はかなりの蓄電池オタクですー!家庭用蓄電池に加え電気自動車i-MiEV、ポータブル蓄電池EFDELTAも含めりゃ18kWhもあるwwちなみに蓄電池設置容量は消防法令上最大18kWh(消防設備士ゆえ知ってた)ですが電気自動車は除かれるので8kWh、まだ10kWhの余裕が…といっても当面導入予定ありまへん。欲しけりゃリーフ30kWh+V2Hになるかなぁ!?