EcoFlow EFDELTA (ポータブル電源) | 電研鑽種

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電気軽自動車で仕事に赴く電気管理技術者ですー。趣味は蓄電と自己啓発、ブログは普段の生活をありのままに語る徒然草。常に自己研鑽する電気技師ゆえブログ名は電気主任技術者国家試験(電験)をもじってます(笑)

当家兼事務所が一番初めに導入した蓄電池(ポータブル電源)です。

EcoFlow EFDELTA-1300JP  1600W/1260Wh  14.6kg

主な用途は電気管理技術者の仕事で使う継電器試験の電源ですー!!

 

そもそもこれを買うキッカケつーか条件は以下4つ。

1.腰痛持ちの電気管理技術者として発電機より軽量な電源を使いたい

2.化学物質に過敏でガソリン蒸気や排気ガスを避けるため蓄電池を選びたい

3.オフグリッドソーラーで充電できれば充電の電気代がタダになる

4.電気自動車の電欠にも備えたい。アイミーブMタイプなら航続距離10km伸ばせる

…そのすべてに合致した初の蓄電池としてEFDELTAは高評価に値します!

過電流継電器試験で瞬時3000Wが必要なため、定格1600Wサージ3100WのEFDELTA以外選べなかったのが実情…仮にサージ2000WでokならJackery1000を選んでいたかもしれません。

 

すでにYouTubeへ投稿済ですが、電気自動車50分充電の結果増えた航続距離は約10km。

 

IHヒーターやリレー試験器など大型負荷はすべてok今まで動かなかった家電は電動工具の一つコンプレッサーだけです。定格870Wであっても起動電力1500W以上は数秒で切れてしまいますから!残念~!!(斬)

※念のためYouTubeの自作動画を一つ挙げときますー!

さらには交流100Vだけでなく直流電力も出せます。DC5V(USB)6ポート、DC12Vシガーソケット1ポート(8Aまで)の一通りあれば家庭内充電ステーションとしてはアリ。ただ重さ14kg台は正直やや重く、小型155Whのポータブル電池と併用化してます。

ソーラーパネル200W分で丸1日晴天で0%⇒80%。電気自動車の急速充電に同じく満充電付近での充電効率がイマイチです。

とはいえこれだけ溜まるなら災害時も問題なさそうです。

EFDELTAの弱点は残量0%のとき30W以上発電してへんと起動できひん点、もう一方のMW-PP155の残量で一時的に100Wを受けて起動しDELTAが起動したあと逆にMW-PP155へ充電してやればエエです。

 

※注:このポータブル電源に意外な弱点が露呈しました。

ACからの充電は1000W以上ないといけない、過電流継電器試験時にサージ電力をオーバーすると高調波が発生して試験器カウンターを焼損させる例があります…運悪く手持ちリレー試験器が該当機種、当面定格出力厳守しかあるまい。