皆さんこんにちは!

 

日に日に気温が上がり、夏が近づいてきましたがいかがお過ごしでしょうか?

 

先日、去年に引き続き、当院がサポートしている大阪桐蔭高等学校の女子サッカー部の選手に対してメディカルチェックを行いました!

 

 

皆さんは『メディカルチェック』とは一体何かご存じですか?

 

『メディカルチェック』とは、選手1人1人の体の柔軟性・アライメント(関節の機能を十分に発揮するのに関節が適切な位置かどうか)・身体の使い方などをチェックすることです。

その結果、選手の身体の状態を把握することができ、選手自身でも把握することで怪我の予防やパフォーマンスアップに繋がります!

 

当院では、毎年1回行うことで、選手の三年間の身体の変化や成長を把握し、三年間できる限り怪我無く、また怪我をしても早期復帰ができるようにサポートしています。

 

(去年の記事になります。)

 

今回は、メディカルチェックで実際に行った項目の中から、アライメントチェックの『Q-angle』について紹介します。

 

『Q-angle』とは足を閉じて立ち、上前腸骨棘-膝蓋骨中央を結んだ線と、膝蓋骨中央-脛骨粗面を結んだ線がなす角度(下の写真)のことを『Q-angle』と言います。

 

これは膝蓋骨の外側への不安定性がどれほどあるかという指標になります。正常は約15°ですが、20°以上を異常値とします。

20°以上の場合、各種膝痛の原因になります。また、膝関節の衝撃吸収能力が低下し、疲労が溜まりやすかったり、筋肉系の損傷にも繋がります。

 

『メディカルチェック』を行う事で、選手が自身の身体の特徴を知り、3年間しかない大切な高校生活を大きな怪我で棒に振ってしまうことが無いように、指導者とも情報を共有します。また、今後の人生において、スポーツをする・しないに関係なく、自分の身体について知るのはとても大切なことです。

 

これからも選手の怪我を未然に防ぎ、全国制覇の夢を達成できるよう、しっかりサポートして参ります。

 

平沢整骨院