ビッグモーターが大手コンサルタント会社に依頼 | 【大阪市 平野区】山岡建設社長の幸福共創物語~みずから明るい未来へ~

【大阪市 平野区】山岡建設社長の幸福共創物語~みずから明るい未来へ~

創業大正15年、会社設立昭和30年。大阪市平野区で水道工事業をメインに土木、リフォームと事業を広げています。代表の山岡建設社長が、ジャズやロックなどの音楽の話や下手なゴルフの話とほんのすこし仕事話を通じて日々歩み続ける物語です。

お元氣様です。

 

色々な不祥事で世間を騒がせている中古車販売の大手のビッグモーターに、大手コンサルタント会社が事業の再生計画に携わっているそうです。

 

この記事を読んだ瞬間、再生は厳しいと思ったのが率直な意見です。

なぜか?

大手経営コンサルタント会社は大手の会社を相手にしています。

確かにビッグモーターの企業規模は上場企業に匹敵するぐらいのものです。

でも、今回の不祥事の数々を見ていると社員の意識は大手企業とはいえないものです。

大手コンサル会社が再生計画に加わり、計画案を出しても、いざ実行という時に上手くいかないような気がします。

それは大手コンサル会社とビッグモーターの社員の意識の差です。

この差が埋まらない限り、まず頓挫すると思います。

今回の大手コンサルタント会社の事業再生計画は、元副社長の提案だと感じました。

有名私立大学を卒業して、大手損保会社に就職、後に副社長になった元社長の息子です。

このような息子はえてして大手のやり方を取り入れようとします。

しかし、社員の意識の差がありまずうまくいきません。

社員の間には、「創業者は我々の気持ちが分かってくれたけど、副社長の言ってることは訳が分からない。」となりがちです。

「家具屋姫」と呼ばれた大塚家具の娘と同じパターンです。

ビッグモーターが今やらないといけないのは、創業社長が今一度先頭に立って、皆の気持ちを奮い立たせることだと思います。

副社長ではダメです。

今一度修業に出ないといけません。

いずれにしても、コンサル会社に高いフィーを払っても得るものはほとんどないと思います。