今日も伊弉諾神宮の続きです。
伊弉諾神宮の境内の中にさざれ石がありました。
さざれ石といえば、
日本人の方なら『君が代』を思い浮かべると思います。
『君が代』っていつ生まれたの?って思うかもしれません。
『君が代』は1228年に書き写された『和漢朗詠集』という歌集に出てきます。
君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
いはほとなりて
こけのむすまで
実は『君が代』のもととなった歌は、もっと古くからありました。
905年につくられた『古今和歌集』にのっているのです。
題しらず
詩人しらず
わがきみは
千世にやちよに
さざれいしの
いはほとなりて
こけのむすまで
(古今和歌集三四三)
ちなみに、「ギネス・ブック」には、日本の『君が代』が、世界で最も古い国歌であると紹介されています。
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