生物が大人になれる確率を調べてみたら。。。
まず魚から。天然域では卵からふ化した海産魚の仔稚魚が、成魚まで生き延びられる確率は、わずか0.01~0.1%だそうです。
仔魚が稚魚となり、幼魚に育つまでの期間に、ほかの魚に食べられたりして大半が命を失います。
では養殖の場合はというと。。。
養殖の技術が確立されているマダイの場合でも、40%ほどの稚魚は共食いや病気で生き残れません。
ウミガメは5000匹のうち1匹しか大人になれないといわれています。
亀が1回に産む卵の数は100個くらいなので、50匹の亀が産卵をして、やっと1匹大人になる、という感じです。
マンボウは一度に大体3億個の卵を産むと言われています。
そのうちで生き残るのは平均2匹位と言われています。
宝くじの1等賞に当たるような感覚ですね。
では、百獣の王のライオンはというと。。。
こちらはかなり確率が上がりますが、30%ぐらいです。
ライオンのオスは縄張りやメスをめぐっての闘いがあります。
オス同士の戦いに敗れると、敗れたオスの子供はすべて噛み殺されます。
企業も30年間存続する確率は、1%に満たないといわれています。
まるで動物が大人になる確率みたいです。
そのように考えますと、伊勢神宮や出雲大社の永続性には、人知では計り知れないものが働いてるとしか言いようがありません。
結局のところ、人も企業も自らの力で生きているけれど、生かされているのではないかというところに落ち着いてきます。
天地万物に感謝です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160525/10/hirano-yamaoka/0c/d6/j/o0800045013654983249.jpg?caw=800)
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